丸善の思い出 | THOUSAND WINDS

丸善の思い出

京都も昔から見ればすっかり寂れた。
駅前の近鉄百貨店もなくなった。まだ丸物と呼んでいた頃を知ってる。
寺町の電気街もほぼ壊滅状態で、電化店が軒並み姿を消した。
市内中央部も主要な店が無くなった。
丸善、外国語書籍のメッカ、これが潰れた時には、
京都在住の外国人の方は困った事だろう。
何か寺町側に小さな外国語専門書店が出来たが。
さっきの近鉄と言い、軒並み書店が消え去るのが顕著だった。
いっときは宗教書を探すのも困ったものだ。
確かに今はBALがそれに代わったが、丸善は知的な休日の楽しみになっていた。
ろくに英語も読めんのにあの外国図書フロアに入りびたり、
かなり外国人比率の高い売り場となってるその雰囲気を味わうために行ってた。
確かにそれなりに本屋の数は以前と違わなくなった。
一体その代わりに建ったビルと言うのは何かと思ったら、
あちこちやたらカラオケBOXみたいなビルが乱立した。
いくつかは過当競争で潰れたが、
結局京都は観光地でしかなく、外部から来る観光客相手にこびを売るみたいな、
娯楽の殿堂を提供する事でしか
生き残れないらしい。
どこかケアンズのホテル街をふと思い出してしまった