まるちぷるたいたんぱあ | THOUSAND WINDS

まるちぷるたいたんぱあ

以前ここで宇宙家族カールビンソンのマンガについて書いた。
結局あのマンガ無事最終回を迎えられたのか私は知らない。
あのマンガの中でマルチプルタイタンパァなる、工事用ロボットが出て来る。
Multipul Titan Powerだろうか。
それが主人公の地球人の娘、コロナちゃんらと一緒に遊んだりしてる。
どこまで遊びと認識してるかも定かじゃない。
はるかに機械的な低レベルのAIでしかないから、
ただコロナちゃんらにしたら、普通の遊び友達に写った。
続きを私は知らないのだが、
こいつは、マルチプルタイタンパァはきっと相変わらず、
建設機械そのまんまだったろう。
人との交流によって、自我の目覚めみたいな事は起こらなかったに違いない。
きっとそんな「自分」みたいなものが芽生えてしまったら
過酷な仕事がきつく、辛く感じるだけだったろう。
しょせん自分が建設機械に過ぎない事に、絶望するかも知れない。
またこのマルチプルタイタンパァが作業現場を離れてさぼっていたのに、
建設作業員らが誰も不在を気にしてなかったのは、
コロナのお父さん、重機動型戦闘サイボーグの彼が、
工事用アタッチメントをボディに装着して、「たいたんぱぁ」と言いながら、
代わりに作業についていたからに他ならない。
ある意味誰かが交代していれば、
彼の存在理由はないに等しい。
あくまでもただの建設機械でとどまり、彼にしたらそれで良かったんじゃないかなと思っている。
こんなちょい役の、まるちぷるたいたんぱぁで、
こんなに書いてどうする。