デスメタルシティについて | THOUSAND WINDS

デスメタルシティについて

しばらく前はこっていて4巻までは読んでいた。
どこか宗教の誕生のプロセスを見るようで面白かった。
ただの凡人みたいな人が知らぬ間に神同然に崇め奉られていくのは、人の勝手な思い込みと、
意味のない偶然の重なりあい、これが重要。
人のうわさが伝わるたびにだんだんとおおげさなものとなっていく。
どこか福音書の移り変わりのプロセスを見るみたいな所がある。
また奇跡にしても毎度起こらずとも、たまたま一回だけ
かなりありえないような出来事が偶然起これば、
毎回奇跡が必ず起こってたかのように伝わる。
死んだはずの人が生き返っただの、目が見えなかった人が見えるようになっただの。
それは本当に偶然起こったのかも知れない。
その裏にはぼうだいな数の失敗の記録も、闇に葬られたんだろう。
あと悪魔について、あの主人公みたいな、一見悪魔じゃなさそうな善人面の者に、
あえて悪魔が憑依したりするのかも知れない。
いくら人が自分自身を悪魔の様に振る舞ってみても、
本物の悪魔の邪悪さにはかなわない。
そんな聖書にあるみたいな、分かりやすい悪魔ばかりいて
たまるか。
おっと。