ゲッセマネのキリストの絵 | THOUSAND WINDS

ゲッセマネのキリストの絵

ルカの福音書第22章43節
「すると、御使いが天からイエスに現れて、イエスを力づけた。」
この箇所は後世の加筆とも言われている。
そんな1シーンを描いた西洋画を見ている。
うずくまって祈るイエスを、慈しむように、名前の分からない天使が抱き締めている。
何か神々しさよりは、ただの「人の子」のように見える。
人間の弱さがかいま見える。
変更不可能な神の計画にとまどってるように見える。
あくまでも
人間として、十字架につけられたのか、
神の子として、十字架につけられたのか、
どちらを選ぶかにより、信仰の正当性も決まってしまう。
むしろ教会的には、後者を選ぶだろうか。
絵の中の天使を見てると、私には前者しか考えられない。
画家は一体どちらを選択したのだろうか。
うがった見方をすれば、この天使、ピエタの絵の中の聖母マリアに似ている。