あれまだ続いてたのですか? | THOUSAND WINDS

あれまだ続いてたのですか?

「Splash!」
学校にて、水野タクローは女の子らが話してるのを耳にした。
「ねえ知ってる?近くの海辺にオスの人魚が出没したんだって」
それって俺の事じゃねえか、あの牧野さんが広めたんだろうか。
「あっいた、水野君。実はねえ、学校終わったらね、一緒に来てほしいの・・・来るよね?」
今日は土曜日、何か怪しいたくらみの臭いがするが、タクローは水野さんに呼ばれ、
昼過ぎに波止場へ、何でこんな場所に?
「一緒に海バックにして写真撮らせてよね、もっとバック、バックして、海の間際まで。そうそう、えいっ!」
「バシャーン!」何だ何だいきなり海に突き落とされたタクロー、このままじゃ人魚に戻っちまう。
「ディレクターさ~ん、カメラさ~ん、こっちこっち!
今しがた例の人魚が海にいました」
はめやがったな、事実海にはまったんだが。
タクローは後悔していた。
いかん、このままじゃ俺はTVのいい見世物にされてしまう。
逃げなきゃ、そう思っていると、沖からはトロール船が何台も停泊している!
投網まであるの?
万事休すなタクローに明日はあるのか。
続くか