死神さんデスの(14)
道端にホームレスみたいな婆ちゃんが座ってます。誰も気にとめないらしい、見えてるのかな。
そう思い近寄ってみたら、何だ同じ死神さんだぁ。
死神って自分の好きな年齢のままでいられるはずなのにね、
どうせ不死なんだから若づくりしたらいいのに。
「あんた、死神だね。私は長い事ここに座ってる。これまで998人冥界送りして、あと1人がつかまらなくて」
そんでこんなにフケたのか、いや他人事じゃないし。
何かバアちゃんすっかり存在消してるよ、誰も気付かないから最後の契約取れないって。
「ガシャン!」やれやれまた事故だ、今度は車がブロック塀を直撃した模様、あれ自分ではい出て来た。
でももう長くなさそう、でも一応救急車呼ぶか。
あの~大丈夫ですか、意識ありますか。
石川健三さん、60歳ですか。
「ウッ、何でそれが?もしかして、お前さん、死神?」
ええまあじっとしてて、今誰か電話かけてくれてますから。
まあお察しなら早いんですが、
あなたのぶつかった塀のあちらに座ってる、おばあちゃん見えますか?
あの人も死神なんですが、
ダイナ一生のお願いです、
あの人の為、冥土の契約してもらえませんか?
つづく
そう思い近寄ってみたら、何だ同じ死神さんだぁ。
死神って自分の好きな年齢のままでいられるはずなのにね、
どうせ不死なんだから若づくりしたらいいのに。
「あんた、死神だね。私は長い事ここに座ってる。これまで998人冥界送りして、あと1人がつかまらなくて」
そんでこんなにフケたのか、いや他人事じゃないし。
何かバアちゃんすっかり存在消してるよ、誰も気付かないから最後の契約取れないって。
「ガシャン!」やれやれまた事故だ、今度は車がブロック塀を直撃した模様、あれ自分ではい出て来た。
でももう長くなさそう、でも一応救急車呼ぶか。
あの~大丈夫ですか、意識ありますか。
石川健三さん、60歳ですか。
「ウッ、何でそれが?もしかして、お前さん、死神?」
ええまあじっとしてて、今誰か電話かけてくれてますから。
まあお察しなら早いんですが、
あなたのぶつかった塀のあちらに座ってる、おばあちゃん見えますか?
あの人も死神なんですが、
ダイナ一生のお願いです、
あの人の為、冥土の契約してもらえませんか?
つづく