フィネガンズの続き | THOUSAND WINDS

フィネガンズの続き

さっきの続き
まあ仮にこのフィネガンズ・ウェイクを正気を保ったままで、全3巻読破したとしよう。
本として売られているんだから、
絶対読み切った人もいるんだ。
そしてそんな奇特な人にインタビューしてみると、感想をお聞かせ下さいとか。
でもその人決まってこう言うだろうな、良く分かりませんでした。
私はそれが一番正直な感想だろうなと思う。
それがかえって面白かったとか、筋書きの説明などされた日
にゃ~、
あなた気は確か?て言いたくなる。
いやきっと私がおかしいだけなんだろう。
フィネガンズ・ウェイクなんか誰にでも読めるし、
とても分かりやすい書物なんだ。
そして読んだ人にあらすじ教えて、と頼めば即座に
概要をすらすら話せちゃったりするに違いない。
でもこれは奇文以外の何者でもないし、恐らくはこれは
原本に忠実に訳された成果に違いない。
だからこそ私には何が何だか分からない。
もしかしたら、この世に一冊だけオリジナルのイエス語録があって
それを忠実に訳せたとしたなら、
それは誰にも分からなかったんじゃないのか。
トマスの福音書参照。
つまりイエスの言葉は本当に
正しく伝わったのだろうか。