昔の詩は分かるだろうか | THOUSAND WINDS

昔の詩は分かるだろうか

ハイネの詩にも一部出て来るのが、昔の文語体の翻訳詩とかがある。
どうせ翻訳なんだからわざわざ読みにくい文語体にしなくてもいいのにと思う。
聖書でも、そればっかりやな、いまだに文語体を使ったりすることがある。
まあ確かに宗教ならば、文語体で書かれたものには、
見かけ上厳粛な、威厳あるものみたいな「錯覚」を覚える事はあるけれど。
ハイネの詩がドイツ語で、ドイツ語にも古語みたいなのがあるのかは知らない。
多分それが書かれた当時の現代ドイツ語なんだろう。
だからせめて全部現代日本語で訳されてたら良かったのにと思う。
そのあえて文語体を好む風潮ってのはどうなんだろう。
口語なんかで書かれたものは、何か弱々しくて文に権威を感じさせないからだろうか。
じゃあその、文語だからと言う意味で、無意識のうちにその中に権威を感じさせられるのは、
きっと「古いものはいい」と言う思想だ。
これって確かルカによる福音書の中で書かれてなかったか。
私はわざわざ古語で書かれたような詩を読みたくないのは、
そのまま読んだって私にゃ意味が分からなく、外国語みたいだからに尽きる。
でも万葉集とかの古典はさにあらず。