死神さんデスの(9) | THOUSAND WINDS

死神さんデスの(9)

ちょっとだけ時間戻ります。
朝ごはんの時貴明くんに、ちょっとだけ契約内容のご説明を。
「前に天国がどうたら行ってたよな。冥界って何だよ、それって死んだ奴が行くって言う、冥土か何かか。
どっちにしろ俺はそんないかがわしいもんは興味ねえしな」
ヴッいきなり警戒されちゃいましたね。
まあね天使らがさかんに天国行けますみたいなPRしてる最中、
冥界じゃあなかなか人集まらないか。
でもこっちが本家なんだからね、ちゃんとお勤め果たさなきゃね。
「お前らさあ、その冥界とか言う所に、連れて行きたい人間とか、どう決めてるわけ?
俺はさああのサクラさんだったら、魔界だって行ったるつもりなんだが」
えっこの子すっかりあの悪魔の虜になってるよ。
ダイナが何とか正しい道に引き戻さなきゃ。
実はね貴明くん、あなたプルトてご存じ?
当方で調べた所、あなたはその冥王の魂の子孫らしいんです。
わぁすごい、でしょでしょ?
だからねえあなたが冥界へ招待されてるわけです。
「興味ねえそんなの、俺はただの人間だよ、お前やっぱり帰ったら?絶対勝算ないから」
あ~あそうまで言う?
ちょっとがっかりしちゃって、
人(死神)に相談しようって思ったの。