よお分からんけどエッダ考 | THOUSAND WINDS

よお分からんけどエッダ考

恐らくはその神話の中には戦争の事ばかり書かれているのだろう。
ヴェルハラだったろうか、戦争で命を落とした兵士らが行きつく所、
毎日のように戦闘訓練が行われ、最期の戦いに備えている。
大抵その最中にまた死んでしまうのだが、
また翌日には生き返って、戦闘訓練に参加する。
そして物語の終わりには、神や人間らが全面戦争して、
この世界は滅亡してしまう。
何かキリスト教の旧約聖書の世界観に似ている。
新訳はそれでもないが、旧約はやたらと戦いのシーンが多い。
有名な詩篇にしても大抵の詩が戦争に関するものである。
古代の世界は戦争が耐えない。
あたかも人間は神から、戦う為に造られたかのようでもある。
宗教が戦争を基本的に禁じていない、むしろ宗教のゆえに戦争がたえない。
我々は戦争したいが為に宗教を生み出したわけではないし、
そんな争い好きな神などいない。
せっかく自らが世界をこしらえたのに、
どうしてまたそれを破壊しようとするか。
戦なき神話があったら見てみたい。
人間の歴史を織り出したものは戦争に他ならなかったのは
一体なぜだったんたろうか。