確かトロンと言う小説 | THOUSAND WINDS

確かトロンと言う小説

ある章だけ悪者が一人称で書かれていた。
主人公とか、主人公の味方側のキャラクターで、
一人称なんてのは見た事があるけど、
悪者の一人称は珍しいです。
案外斬新でした。詳しい内容は忘れましたが、
何かおのれの欲望みたいなのを、
うまい事正当化していたりして、
ちっとも悪びてるような所が無い。
でも悪人の頭の中をのぞき込んだりするようなのは、
小説でも珍しい事なんですが、
人間の醜さみたいなものより、
案外同情の余地を残している所があって、
興味深いものがあります。
つまりはいいもんと悪いもんとの違い、
紙一重でしかないのではなかろうかみたいな。
たまたま今善人のなりをしているけれど、
同じ思考パターンのまま、
悪いものが出てくる危険をはらんでいる、
そんな気がします。
話は変わるけど、
また小説みたいなのを書きたくなりました