「神田川」を歌ったかぐや姫

「夢の中へ」を歌った井上陽水

「結婚しようよ」を歌った吉田拓郎

「精霊流し」をうたったグレープ、さだまさし

このあたりのフォーク歌手は

小学生だったころ、顔さえ知らないものの

歌は覚えてしまっていた

いろいろなところで耳にしていた証拠だ


ビートルズが解散し 

1970年代に入って

井上陽水の「氷の世界」が爆発的に売れ

それまで、若者限定の音楽だったものが

広く世に知られるようになっていった


ギターをはじめてからは

まず、かぐや姫にはまった

どちらかというと、演歌的要素が入った

日本のフォークだった

音楽的にも強い影響を受けた


それから、いとこのお兄さんに

陽水のファーストアルバム「断絶」を

聞かせてもらって

その後「氷の世界」へと進んだ


さだまさしはちょうど

グレープを解散し、ソロでデビューをしたころで

「雨やどり」が大ヒットし

そこから何枚かのアルバムは

名作ばかりだった

さだまさしには、音楽的なことも

強い影響を受けたが

歌詞のほうに、とても魅せられた


それから、少し時代がさかのぼって

岡林信康に出会った

岡林の初期の歌は

どれも心に染みた

ものすごく強い影響を受けた


吉田拓郎やアリスも

聞くには聞いたが

私の感性にはあまり響かなかったようだ


もっと後になって

赤い鳥の歌にもはまった


フォーク・ギターと

それらのフォークソングは

私にとって、掛け替えのないものになった