昭和と言っても

40年代と50年代以降では

随分様相が異なる

昭和40年代は、私がまだ

小学生だった時代

歌謡曲の話は

その頃の思い出だ


えー、あの頃の歌手なら

○○を忘れてはダメでしょう!

と、怒られてしまいそうなくらい

いろいろな歌手が

活躍していた

小学生が、訳もわからず

真似していた歌手も多くいた

昨日、書き終えた後

麻丘めぐみの「左利き」の歌とか

パッパッパヤパ

とかなんとか言って

みんなが手振りを真似していた

「他人の二人」とかいう歌も思い出した

チェリッシュや小坂明子、

内山田洋とクール・ファイブとか

細川たかしなんかもヒットしていた


そういう、表の流行り歌が数多くある中で

テレビに出ない歌手の歌も

ものすごく売れていたようだ

昭和を代表するようなフォークソング

「神田川」などは

どこで聞いたのかわからないが

子どもでもみんな知っていた


中学生になったのが

昭和50年代 1975年の春

その頃には

アメリカのポップスを

ラジオで聴くのが流行り

私も、あの頃ヒットした洋楽に

はまってしまった


イギリスのバンド ベイシティ・ローラーズ

「サタデーナイト」が大ヒットして

みんなあの歌でSaturday の綴りを覚えた

その他、カーペンターズは

「イエスタデイ・ワンスモア」をヒットさせ

ジャニス・イアンの「ラブ・イズ・ブラインド」

あと誰の歌か忘れたが「スカイ・ハイ」なんかが

流行っていて

夕方のラジオ番組「電話リクエスト76」?

とかいうのに電話をして

友だちの中で、誰のリクエストが

放送されたなどに夢中になっていた


だからもうほとんど歌謡曲は

聞かなくなってしまった

しかし、それでも聞こえてきた中には

ビューティー・ペアという

女子プロレスラーが歌った歌や

ピンクレディだろう



中1の終わりに

ギターを手に入れた頃から

日本の歌謡史が大きく変わっていった

それまでテレビに出なかった

フォークやロックの

「ミュージシャン」たちが

頻繁に登場するようになった


私は、日本のフォークと

ビートルズに出会い

人生の大きな転換点を迎えた