6月になり、本格的に

雨の季節になってきた

昨日は午後、雷がものすごい音で轟いたかと思ったら

短時間だったが、驚くほどの強い雨が降って

我が家の庭が見る見るうちに

水溜まりになった

その後、弱まりはしたが

ずっと降り続いていたようだった


今日は朝のうち雲っていて霧雨くらいは

降っていたが

時機に晴れてきた

気温もさほど高くならず

爽やかな青空となった


と、思っていたら

退勤時になってにわかに雲が広がり

ざーっと振りだした

傘をさして外に出たのは

まだ明るい時間で

気分的には、悪くない感じだった


雨の音を聞いていたら

子供のころに聞いた童謡を思い出した


「雨、雨、降れ降れ

母さんが

蛇の目でお迎え

嬉しいな

ピチピチ

チャプチャプ

ランランラン」


私が子供の頃はすでに

蛇の目傘を使っている人は

ほとんどいなかった

昭和初期の童謡だろうか

それでも、まだ

私が子供の頃は

その光景がイメージできるくらい

昭和だった


口ずさんで、雨の中を歩くと

雨に濡れて、立派なユリが咲いていた

何だか楽しい気分になって

まだ明るい雨の中

帰り道を歩いた