自分の小遣いを管理している銀行口座が

残高不足になったことが一度だけあった

引き落としについての連絡が来たので

何のことだろうと思ったら

残高が不足で引き落としができなかったようだ

気付いたのは

銀行で入金をした瞬間に

引き落としが完了し

入れた額が表示されなかった時


コロナ禍の数年間

小遣いを使う機会が減って

毎月、手持ちの小遣いが余って

貯金に回すことができた

それが昨年の5月から

ピタリと止まってしまった

回数はそれほどでもないが

飲み会で支払う金額が

立場上、多いからだ


4月から、収入が減ったと同時に

残高も少なくなっていた

残高を気にしながら

カードを使わなければならない

今月末には、入金できなければ

1万円を切ってしまいそうだ



今年度に入って収入が減ったことは

(妻の不安そうな表情を見たこと?)

想像以上に精神に悪影響を与えている

それは精神だけでなく、

肉体的にも影響している

気力の衰え、疲れやすさ

3月までとは、驚くほど違う

退職したら、こんなことをしたいと

考えていたことを、

白紙に戻さなければならなくなった


とにかく、収入減にあわせて

支出を押さえなければならない

今まで気にせずに使っていた「ゆとり」の部分を

見直さざるを得ない



そこでまず手をつけたのは

日々の酒代だ

これまで月の平均が3~4000円だったと思う

ビールとワインを切らさぬように

週末に買い出しに行っていたが

ひとまず、ワインを止めることにした

夕飯後にも、だらだらと飲み続けてしまうので

健康のためにもちょうどよいかもしれない


次に、数年前から飲んでいる

栄養サプリメント

なくなる頃に自動的に更新され

送られてくるので、解約した

今飲んでいるものがなくなったら

おしまいになる

同様に、

白髪を目立たなくするカラーリンスは

使っていたものがなくなったところで

止めることにした


合わせて、試しているのが

まだ中学校にいた2010年から

欠かさず飲み続けているAGA薬

年間に10万円ほどかかるが

これまで、お金に代えられない効果はあった

もちろん毎日服用することになっているが

それを一日おきにしたらどうかと

実験中である


最後に、数年前から購読している

Japan Timesのネット版

契約したとき、確か16ドルで

月1600円位だったが、

どんどん円が値下がりし

今では2500円以上払っている

コロナ禍には、とても役にたったが

今は平日の朝10分くらいしか

読む時間が取れないので

これも今日解約した



これまで、何の心配もなく

使ってきた「ゆとり」の部分を

加齢に合わせて削ってみた


切ない話になってしまったが

これまで、社会のために

精一杯努力してきた者に対する

これが、今の日本の実情だ