今年も音楽仲間の友人から声をかけていただき

恒例の演奏会に参加した

東日本大震災の復興に少しでもと始めた

チャリティーは、今年で9回目を迎えると言う

今年も昨年と同じ素晴らしいサロンでの開催だった


今年は、主催者の友達が

Twitterで呼びかけたところ

知り合いが知り合いを呼び

すごい参加者数になった

ほとんどクラシックのピアノ演奏だが

音楽友だちの先輩がクラリネットを吹き

私は今年もギターで歌を歌った

二時間を越える大演奏会になった


クリスマスのコンサートなので

クリスマスソングを歌おうかとも思ったが

悩んだ末、今年完成させたオリジナルを歌った

MCで「もみの木」(ドイツ語)のワンフレーズと

ビートルズの「ホエン・アイム・シックスティーフォー」

の出だしを歌った

今年は参加者がほとんど私より年上で

子どもは一人しかいなかったので、まだよかったが

妻の誕生日に贈った大変プライベートな歌で

人に聞かせるべきか最後まで迷ったのだが

久しぶりによくできた曲なので歌ってみたかった


サロンは、本格的な大理石の洋間で、音がよく響く

演奏するにはとても気持ちの良い空間だ

特にリハーサルの、人が少なかった時には

ギターの繊細な音まできれいに響いて

ちょっと感動的だった


順番が一番最後だったので

二時間位、美しいピアノや声楽を聴いた後の出番だった

「今年、60、還暦となりまして」と話すと

諸先輩方からは、私はまだ若者のように迎えられた(気がした?)


そして、妻の前でも歌ったことのない

妻に捧げた歌を歌った

サロンの響きに助けられて

気持ちよく歌わせてもらった



初め、演奏前に

なぜこうして人前で歌うのか

少し話したかったが、緊張したのか

すっかり抜けてしまった

「上手い、下手ではなく

こうして音楽を楽しむことで、

人生がこんなに豊かになったから」

そんな話がしたかった


演奏するに当たり

単調な繰り返しなので

アレンジをどうするかずっと悩んでいたが

たまたま朝、ピアノで歌っていたら

いいアイデアを思いつき

やってみることにした

なかなか、いい感じにできたかなと思う


クラシック愛好家の皆さんだったが

昔ながらのフォークソングを

楽しんでくださったようだ

聞いてもらえるだけで

御の字

参加させて頂いて良かった

ありがとうございました