誰も公に「大丈夫!」とは言えないでいる

だから、私はあえて言ってみた

「マスクをはずしても大丈夫です!」


実際に話したのは、このような話


「(前略)もう一つは、今日からの学校生活で

今までと変わったことについてお話しします。


3月まで、学校では皆さんに

マスクをつけておいた方がいいですよ、

という話をしてきました

もちろんしなくてもいいですよ、

というお話もしてきたのですが、

4月からはとうとう、

学校ではマスクはつけなくてよい、

ということが決まりました

この3年間、皆さんは、

体育の時以外はマスクをした生活、

給食も前を向いて

黙って食べる生活をしてきましたね

このかんに、新型コロナウイルス感染症のことも

大分分かるようになってきて、

現在東京でも感染者はほとんどいなくなってきました

世の中全体で、今までよりも、

自然な生活にもどしていこう

ということになったのです


マスクは、必要な人が

必要な時につければよいものです

ちょうど、傘みたいなものです

雨が降っているときは

傘を差せばぬれずにすみますが、

雨がやんだのに

いつまでも傘を差している必要はありませんね


これまでずっとマスクをしてきたので、

ないと怖いと思ってしまう人もいると思います

怖いうちはつけていてもいいですよ

ただ、この3年間のマスクの生活が続いて、

みんなが顔の表情が見えない状態が続いて、

私たちの心が疲れてしまいました

お医者さんも、今はコロナにうつるよりも、

そちらの方が心配だと言い始めています

私は、一日も早くみんなが

先生やお友達の笑顔を見ながら、

楽しく生活ができるようになるといいなと、

心から願っています


私は自信をもって言います

マスクを外しても大丈夫ですよ!


不安に思っている人は、

これから、おうちの人や先生、友達とも、

ゆっくり話をしていきましょうね」