大変穏やかに晴れた日曜日

今日は、私の町で開催された成人式

「二十歳のつどい」(成人の年齢が変わったため

名称が変更されたとのこと)

を見に行ってきた

ドイツで生まれた、私のうちの一番下の娘が

成人式を迎え

今日、参加者の代表として

壇上であいさつをすることになっていたからである

 

東武動物公園の特設ステージで行われた式典は

数百人の二十歳の青年たちが参加していた

女性はほとんどが着物を着て

男性はスーツにネクタイ姿が多かった

かなりはでな青年も混じっていたのは

ほほえましい感じだった

基本的に、式典の最中に騒ぐものもなく

常識的な成人たちだった

 

町長式辞、町議会議長祝辞のあと

成人を代表して

実行委員長を務めた娘が登壇し

スピーチを行った

 

成人式を迎え、感謝をしたい人はたくさんいる

しかし、忘れてはならないのは

今日までしっかりと生き抜いてきた

自分自身だ

いろいろ、大変なこともあったけど

よく頑張ってきたね

 

そんなあいさつだった

 

この子たちは、コロナ禍で

高校3年生の行事がほとんどできなくなった代だ

そんな中

同級生の一人が自ら命を絶ったという

 

そんなときを経て

彼らは今日を迎えることができたのだ

本当に、よく頑張ってきたね

君たちを支えてきた人たちも

今、君たちが幸せに生きていることが

何よりうれしいのだから

 

 

 

「二十歳の誓い」
 

20年。

たくさん笑いがありました。

20年。

涙の日々もありました。

出会いと別れを繰り返し、今、

20年という節目の年を迎えています。

 

その20年間の人生を

自分が主人公の、一本の映画にできたら…

そこにはたくさんの出演者があるでしょう。

「共演できてよかった。」

その言葉は、すべての出演者に伝えに行くことは

簡単なことではありません。

 

それなら、せめて、今満足のできる

仲間や、家族や、大切な方々に

感謝の気持ちを贈ってみてはいかがでしょうか?

今日はそれができる絶好の機会です。

 

私たちの今日までに

たくさんの人の支えがあったことはまちがいありません。

 

しかし、今、私たちがこの場にいることができているのは

私が

あなたが

みんなが

20年間生き続けてきたからです。

 

20年間、心がずっと穏やかだった人などいません。

先が見えない、苦しい思いもたくさんしてきたはずです。

それでも20年、頑張って生きてきたから

私たちは、

今、ここにいます。

その自分を、

まず、誰よりもほめて

その自分に、

ありったけの「ありがとう!」を伝える日にしてください。

(後略)