1月4日午後6時30分頃

 

令和5年 2023年

卯年が幕を開けた

独立している娘たちが久方ぶりに帰ってきて

四姉妹となって賑やかな三が日を過ごした

昨日の午後、二人が帰ってしまうと

家が広くなり、静かになって

物音が響くようだった

喪中ではあるが、穏やかな新年を迎え

義兄や母も来てくれた

妻の作ってくれたお節をつまんでいるうちに

あっという間に正月が終わってしまった

 

元日の朝は、今年も初日の出を見に行った

いつもの陸橋の上だが、今年は人出が多くてビックリした

地面は霜が降りて真っ白だったが

風がなかったせいか、さほど寒く感じなかった

帰りがけにコンビニで新聞を3紙購入した

元日の朝は毎年お雑煮

柚子の香りがきいていて

つきたてで買ってきた餅もおいしかった

目覚める前の夢でも見ていたが

午前中に「遺言」の書き方について調べてみた

どうやら、私が考えていたのは「遺言状」ではなかったようだ

遺言というのは、主に財産贈与に関する意思表示のようだ

私は財産などないが、それでも残される家族には

そういうこともはっきりさせておくべきなのかもしれない

よく調べてみると「エンディング・ノート」というのがあった

遺族への伝えたい言葉だけでなく

各種暗証番号のことや、SNS等の扱いなど

なるほど、いざとなるとやらなければならないことは

予想以上に多いということが分かった

で、結局、正月3が日の間には手を付けられなかった

誕生日までの宿題ということで

少しずつ進めていくつもりだ

 

2日は、午前中オリンピックの賄賂問題で

話題になった紳士服屋に買い物

朝から着ていたセーターが

何年前から着ているのかと、娘たちが不審がっていて

よく考えたら少なくとも20年? 

もしかしたら30年着ている? ということが分かった

それで、福袋目当てに行ったのだが

どうやら元日から営業していたようで

お目当てのものはすべて完売だったので

あまりピンとこなかったが

セーターを一着買った

帰ったら、みんな、似合うと言ってくれたのでよかったが

午後に、母が来てくれた

いつもの年は、西新井の両親と弟の家に行って

会食をして、大師にお参りにも行くのだが

今年は弟も子どもたちと出かけていて

母が一人だというので、我が家に来てもらうことにした

子どもたちがそれぞれ大きくなって

テーブルが狭くなってしまったので

母が娘たちと一緒に食事をして

私と妻は隣のリビングで食べた

食事のあと、先日偶然見つかった

生前の父の声が入っている動画を見た

そのまま、古い動画をみんなで見た

子どもたちがまだ小学生や中学生だったころの動画で

傑作なシーンが多く、みんなで大笑いした

 

3日は、朝からのんびりしていて

娘たちは午前中、4種類のジブリかるたをまぜて

かるた取りを楽しんでいた

この姉妹は本当に仲が良い

その間、私は原稿書きを進めていた

娘たちが帰宅することになり

妻が二人を駅まで送っていった

急に家がシーンとした

それで、夕方までずっと原稿書きを進めた

 

4日、今日は出勤して原稿書きを進める予定だった

9時ころオフィスにつき

夕方の6時半までに4本の原稿を書き終えた

明日、見直しをして仕上げる予定

仕事を終えて、外へ出ると

空気は澄んでいて、冷たかった

目の前のスカイツリーは

いろんな色に彩られ、美しく輝いていた

 

明日からは通常勤務が始まる

 

卯年の始まり

うさぎにちなんで「飛躍の年」にしたい