戦場ロマン・シリーズ(グライフ作戦)
戦場ロマン・シリーズ 、作者は新谷かおる先生。「アルデンヌの白き虎」何とこれ、グライフ作戦のことが描かれています。WWⅡのドイツ軍が立案した「グライフ作戦」。アルデンヌの戦いで、ラインの守り作戦の一環として行われたものです。師団(旅団)レベルの作戦で、目標はミューズ川の橋の確保、方法はドイツ軍がアメリカ軍に偽装して橋を占拠すること(これによって北部の軍団がアントワープを奪還する)。World of Tanks Blitz(WoT blitz)での課金戦車、Panther/M10は、この時にアメリカ軍の車輌が調達できないためPantherを加工してWolverineに偽装したものです。見た目、とても良くできていてアメリカ軍も驚いたそうです。「アルデンヌの白き虎」では冒頭、Hetzerの戦車隊とM4の戦車隊が戦います。HetzerはM4シャーマンを一撃にします。Hetzerが使っている砲は7.5cm48口径長。対してM4は、75mm37.5口径長。Hetzerは砲弾を弾きM4を無双します。気持ちはわかるけど…ねぇ。Wot blitzだとtierⅣとtierⅤの戦闘。全て同じ車両のマッチングは無理でしょうが、Hetzer,7両 vs M4シャーマン,7両って、見てみたい。Wargamingさん考えてくれないですかね。M4シャーマンの砲を75mm M3 Gunにすれば、いい勝負?冒頭の戦闘後、Hetzerは故障するのですが、ブラガの工場で働いていたおじいさんに38(t)の改造だから大丈夫って修理されちゃいます。それはそうなのでしょうが…。ガールズ&パンツァー(ガルパン)でも改造キットで38(t)がHetzerに改造されてます。が、どうも、別物みたいです。作った所は同じらしいのですけどね…。エンジンはマインバッハですかね…。中身はどうなんでしょうね。今回も迷ってきましたPz.Kpfw38(t)、元はチェコスロバキアの戦車で名前は、LT.vz.38。ドイツの脅威に対抗するものとしてCKD(Cの上にv:ハーチェク)というメーカーで作られていたらしいですが、ドイツに併合されて保護領化されてしまって、メーカーがBMMに変わり、戦車もドイツ軍の戦車Pz.Kpfw38(t)になります。このBMMが、この後ドイツ軍に、「なんかいい戦車作ってよ」ってお願いされて、38(t)を改良して新型38(t)を試作します。これが、Wotでも登場するPz.Kpfw.38(t)n.A。けれど、残念、Pz.Ⅱ Luchsに負けてお蔵入り。次に、ベルリンが爆撃されで三号突撃砲戦車が作れなくなったので、「三号突撃砲作って」とお願いされます。でも、さすがに無理なので、代わりに前回試作したPz.Kpfw.38(t)n.Aの部品を使って新しい軽駆逐戦車なんて作ってみます。「こんなのいかが?」って言ってみたら、「それ良い」、しかもお値段お安く四号戦車の半値以下、「買った!」と、これがHetzer。「アルデンヌの白き虎」に戻りましょう物語の終盤では、Hetzer単機でPanther/M10の小隊に挑みます。でも、この物語に出てくるPanther/M10、キューポラがあります。M10 Wolverineはオープントップの駆逐戦車。そう、天井は無いんです、平らなんです。Panther/M10の本物は偽装するためキューポラをとっちゃたらしいですね。Wot blitzでもキューポラ外してあるようです。単機で戦闘を挑んだ結果、なんと、5両(?)のPanther/M10を撃破しています(これって、史実では偽装用に準備した車両の全てに当たるようです)。このHetzerの砲手はいい腕してます。前面車体下部であれば、撃ち抜くことができそうです。反対に、Panther/M10が5両も撃破されたのは、恐らく、味方が撃てなかったからでしょう。最後は止むを得ずHetzerを撃破しますが、この話が事実であったとしたら、ここは撃たれたPanther/M10がとても可哀想です。「ちゃんと味方に根回し(連絡)しといてよ~」「アルデンヌの白き虎」の物語は、他にもとても複雑な背景があってのお話です。興味がある方は、一度読んでみて下さい。史実のグライフ作戦も失敗に終わりますが、連合軍を大分混乱させたようで、「アメリカ軍に偽装しているドイツ兵の疑い」で有名なブラッドレー(M2/3ブラッドレーの由来になった人物)を拘束したり、アメリカ軍では無い英国軍のモンゴメリーも「そっくりさんの疑い」でこちらも拘束されたり、結構混乱したそうです。きっとお偉いさんは「激怒」でしょう。でも、もしかしたら、いつも威張っているお偉いさんへの公然としてできる仕返しだったのでは?今日も迷ってます。ちなみに、ドイツ語のグライフ"Greif"は、英語の"Griffin"グリフィン、仏語の"Griffon"グリフォン、スウェーデン語で言うと"Gripen"グリペンなんです。上半身が鷲で下半身がライオンらしんですけどね~。僕、羽ないし犬なんですけどね~。