視力と度数は違います! | メガネのササガワ店長ブログ

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東京都北区十条銀座商店街で快適なメガネ生活をご提案する眼鏡作製技能士1級メガネのササガワ店長です。
見え味・掛け心地・似合うメガネを大切にして、見た目も見え方も満足いただけるメガネ作製を目指しています。
メガネを通して笑顔に…お気軽にご相談ください。

メガネのササガワ(北区十条)です。

お客様とお話ししていてたまに感じる

「あっ、勘違いされているのかな?についてお話しします。

それは視力と度数を混同されている場合があることです。

下図の右側の数値(0.4 0.5 0.6・・・・1.0 1.2・・・)

これは視力です。

簡単に言えば見る力(どのくらい見えているのか)をあらわしています。

5メートル先から1.5ミリの切れ目が分かれば1.0です。15ミリの切れ目なら0.1という事です。

これを基準としてもっと小さい切れ目が分かれば1.2→1.5→2.0と視力が上がっていって

逆に分からなければ1.0→0.9→0.8→0.7→0.6・・・・・→0.2→0.1と表して、視力が下がっていくのです。

ここで気を付けて頂きたいのは視力はあくまでも見え具合の目安であって、

その人にとっての適正視力(丁度良いと感じる視力)は、人それぞれなのです。

メガネを掛けないで見た時の視力を裸眼視力といい

メガネを掛けた時の視力を矯正視力と言います。

 

次に下図のレンズが並んでいる右に書いてある数値

(1.50 1.75 2.00 ・・・・3..25 3.50 3.75 4.00 4..25 4.50・・・・)

これは度数でレンズの強さを表します。

通常0.25刻みで、0.25→0.50→0.75→1.00→1.25→となっていくと度数が強くなるといい

その逆は度数が弱くなると言います。

また数字の前に-が付いていると近視、+なら遠視です。

 

視力度数には関係性はなく、

たとえば度数-1.5のメガネを掛けた時に、視力が1.5見える人もいれば、

視力が0.5しか見えない人もいます。

また視力1.0のメガネを作って欲しいと言われた場合に、度数-1.5のメガネで視力1.0見える人もいれば

度数-2.00を掛けないと視力が1.0にならない人もいます。

要するにお一人お一人確りと検査をしないと正しいメガネが出来ないのです。

 

ではまた〜十条オヤジ

明日は定休日です。