持続勃起症は性的興奮を伴わず長時間にわたってみられる陰茎の持続的勃起状態をいう。流出静脈系に障害があるためにおこるタイプと流入動脈血が多いためにおこるタイプに大別されている。いずれにせよ生理的勃起と異なり、尿道海綿体や亀頭には充血がおこらず、陰茎海綿体だけが充血して痛みを伴う場合が多い。排尿は可能である。一つの独立した疾患というよりも、いろいろな疾患の一症状として現れ、原発性の陰茎癌をはじめ、泌尿器関係の悪性腫瘍からの転移、白血病などのほか、脊髄損傷、陰茎の炎症や外傷に伴う場合もある。

最近では勃起不能 の治療の目的でプロスタグランジンE1や塩酸パパベリンを陰茎海綿体に注射した後に発生する医原性のケースが増加している。また原因不明の場合も少なくない。治療としては原因の除去と、動脈血が多量に流入するケースにはまず陰茎海綿体内に貯留した血液を吸引除去した後に血管収縮薬、例えば酒石酸水素メタラミノール、クロニジン、ドーパミン、ノルアドレナリン等を陰茎海綿体内に注入する。また、充血していない尿道海綿体に陰茎海綿体の血液を流すようにしたり、これで効果がない場合は大伏在静脈に吻合したりする副血行路造設術も行われる。予後で問題になるのは勃起不能であるが、これは原因疾患によって異なり、白血病や悪性腫瘍によるものは勃起不能を残すことが多い。

●中和漢方精力剤の概要 

和漢薬の精力剤は江戸時代及びそれ以前には、あまり一般に用いられることはなかった。つまり中国より渡来した「神農本草経」の書には、上薬(麝香牛黄人参甘草地黄)として、不老長寿、軽身益気の薬とした。これは、君として命を奪い、天に相当するものとある。つまり上層階級の人達が多く用いた。しかし近代、現代に至って、我々が健康な生活を営むためには、三大栄養素や無機塩類、ビタミン、ホルモンが是非必要であることが科学的に立証されるようになり、時代の進展と共に社会環境も変化して和漢薬の精力剤が一緒に処方されてきた製剤が多くなってきた。

●中漢方精力剤の成分 

バクモントウ、トチュワ、ユウクン、ゴオウ、ハンピ、ロクジョウ、ハチミツ、ロイヤルゼリー、ニンジン、ジオウ、サンヤク、インヨウカク、オウギ、カンゾウ、タイソウ、ケイヒ、ゴミシ、テンモントウ、等。

●中漢方の精力剤 の効能 

ビタミン含有量保健剤として(ビタミンにアミノ酸強肝薬和漢薬臓器製剤等を配合した精力剤) ●滋養強壮 ●虚弱体質 ●肉体疲労 ●病中病後の体力低下 ●胃腸障害 ●食欲不振 ●栄養障害 ●発熱性消耗性疾患 ●妊娠授乳期(産前産後)などの栄養補給

男性の精力減退 の症状として、勃起不全やインポテンツ、早漏などが挙げられます。男性ホルモン分泌の低下により、ペニスに流れる血液の量が低下してしまう事が勃起不全に関わってきます。逆に、勃起していないのに射精してしまうケースも勃起不全と呼びます。

精力の減退により発症するこのような症状を回復させる手段として、精力剤があります。精力剤は媚薬や興奮剤であると思っている人は少なくないと思います。しかしこれは大きな勘違いであり、精力剤とは一時的に精力を回復するだけでは無く、場合によってはそれが根本的な解決につながる薬にもなる事があります。

精力剤の中には漢方薬が含まれているものもあり、健康的なものが多数を占めます。ただし、中には興奮剤的な要素がたくさん含まれているものもあります。しっかりとした医薬品であれば決して悪いものではありませんが、やはり服用するのであれば健康的なものであるのが一番良いでしょう。

精力の減退は年齢もありますが、年をとる事により精神的に落ち込み、諦めが生じてしまい、それによって精力の衰えに加速がかかってしまうケースがほとんどです。

適度な精力剤を服用してセックスを成功させる事により、自信の回復、今後への希望を持つことが出来、結果精力の回復にも繋がります。夫婦間の良い関係を築くことも出来ますので、精力に悩みを持っている方は精力剤について詳しく調べてみることをお勧めします。早期の治療を目指すことによって、明るい性生活の未来が切り開かれていく事でしょう。