モーニング娘。の曲を聴こうPart13 | モーニング娘。応援雑記

モーニング娘。の曲を聴こうPart13

 

 13回目。道重さゆみさんが卒業を迎え、新たなステージへ。

 グループ名にも西暦がここからつく。

 

 55枚目シングル『笑顔の君は太陽さ』

 2014年1月29日発売。初のトリプルA面。そんなことがあるんだ。

 

 

 染み入る。本当に素晴らしい曲。

 大人から若者に向けたメッセージであり、大人にも褌を絞め直させる、

 人生の永遠の応援歌。

 

 弾むようだが、重いメロディーから繰り返される「じゃない」と「いい」

 周りを見ては負の感情を抱き、人付き合いに打算や見返りを求め、

 自分の道を忘れてしまった大人へ、人生の指針を示してくれる。

 

 モーニング娘。の曲は2番の歌詞が秀逸だとよく言うが、

 この曲の2番は本当に素晴らしい。

 

 「親切は素直に受けりゃいい

 また今度は君が 違う誰かに 親切出来りゃいい」

 「裏切りは引きづらないがいい 

 また今後は君が 違う誰かを 信じてやれば良い」

 「また愛が広がり 違う誰かも 幸福(しあわせ)になる」 

 

 色々な面でズルく生きるようになってしまった今、とても響く歌詞だ。

 

 曲名であり、サビで繰り返される「笑顔の君が太陽さ」。

 君の笑顔が太陽なのではなく、笑顔の〝君〟が太陽なのである。

 

 そして、笑顔から想像される言葉と距離のある「正々堂々」という言葉。

 自分に嘘がなく生きるからこそ、笑顔が太陽となる。

 それを体現するメンバーという太陽を見て、今日も私は自分の心に正直に

 生きねばと思いながらも、まずは日常を歯を食いしばって生きていく。

 

 

 「歯を食いしばるしかない 

 そして 人を羨むんじゃない 

 君にしか出来ない ことがあるだろう

 それはとても偉大なんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 トリプルA面の一つ『君の代わりは居やしない』

 

 

 ソチ五輪日本代表選手団公式応援ソング。

 

 努力することとはどういうことかが歌われている。

 

 才能があると思わず貪欲に。

 そこには楽しさがないと続かない。

 完璧はなくミスがあるから強くなる。

 ネガティブは自分を損なう。

 不条理を運命と嘆くか、結果を手繰り寄せるかは自分次第。

 

 繰り返される「君の代わりは居やしない」。

 自分の人生をどうするかは自分がどうするかでしかないというメッセージ。

 

 ダンスが本当にすごい。

 まさにアスリートといった感じ。

 

 

 「輝く場面を知っている 

 魂が知っている」

 よくこんなフレーズを思いつく…。大舞台に全てをかける、アスリートの

 ことをこれ以上にうまく表現しているフレーズを私は知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 トリプルA面のもう一つ『What is LOVE?』

 

 

 ぴよぴよとひよこのような始まりから、想像もできないリズムの嵐。

 ひよこが目覚めてニワトリとなって暴れ回るかのような、飛び跳ねまくる。

 この時期のメンバーにぴったりな歌だが、完成度の高さにも驚く。

 

 跳ねて跳ねて跳ねて、リズムが一秒たりとも待ってくれないような曲だが、 

 この曲が歌い継がれて、ライブで盛り上がる曲の代名詞となったのは娘。

 ならではだな〜と思う。

 

 「勝利の女神」のとことか、「微笑むでしょうか」のとことか、

 「ジェラシって」「トラブって」「疑って」「ややこしい」のとことか、

 聴いていて気持ちいいポイントがたくさんある。

 

 色々な生きることの面倒なことを、

 「忙しい」「ややこしい」と片付けてしまう、ポジティブさもいい。

 

 「たった一人を不安にさせたままで 世界中 幸せに出来るの」

 日常から世界への愛を叫ぶ。モーニング娘。の代名詞。 

 

 メンバーカラーの衣装っていい。

 飯窪さんの帽子が似合いすぎてて好き。

 

 

 「たった一人のちょっとした正義感で

 世界が輝くよ 

 たった一人のポジティブなオーラか

 ら 世界がポジティブ連鎖する」

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 56枚目シングル『時空を超え 宇宙を超え』

 2014年4月16日発売。この曲まで5枚連続オリコン1位。

 

 

 スケールの大きい曲。

 

 モーニング娘。のことを歌った曲のように聞こえる。

 オーディションで加入し、それぞれのタイミングで卒業する。

 それを繰り返すため、今のメンバーがいるのは偶然とも言えるが、

 そのメンバーがいることが運命としか言いようのないような、

 曲やパフォーマンスを日々見せてくれるグループ。

 

 「私はねまだ未完成 遠い過去から君を待つ」

 「早くここにくればいい 逃げ出すなんて誰でも出来る」

 という部分は、メンバーが加入することで、グループが深化して

 完成に近づいていくという哲学と、だからといって、入ってすぐ実力が

 発揮できるものではなく、一緒に戦い続ける必要があるという、

 トップアイドルとして覚悟のようなものを感じる。

 「時空を超え 宇宙を超え 結ばれる頃には この地球はきれいになるかな」

 というサビには、地球への思いを歌い続けてきた、グループの願いが

 込められているようにも感じる。と色々なフレーズにつんくさんから

 メンバー(今、過去、未来含め)へのメッセージを感じる。

 

 というのは勝手な解釈でもあり、家族や恋人、人類など、

 さまざまな運命、愛に置き換えることもでき、とても広がりと深みがある。

 

 ダンスが特徴的。

 クラシカルであり、グループで踊るととても美しくて、神秘的。

 本当みんなきれい。生田さんって一瞬で人を掴む魅力がある。

 

 

 「寂しくて 眠れない 

 そんな日だってあるでしょ 

 悔しくて 泣いたって 良いから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 両A面のもう一つ『Passwaed is 0』

 

 

 「生まれてくるのになんの理由も無い」

 こんなに強い歌の始まりがあるだろうか。

 

 「規定は無い」「限度も無い」「保証も無い」 

 ネガティブに捉えられがちな、0=「無い」をプラスに転化していく。

 無いからこそ、思い切り何でもできる。

 色々「ない」中でも、愛と努力だけは一貫して必要なものとして描く。

 モーニング娘。らしい曲。ウグイスが突然出てくるのも。

 

 すごいビート感。語尾の歌い方が好き。

 みんな踊ると揺れる髪型にしているのはこだわりなんだろうか。

 飯窪さんの「Zero」のところの表情が好き。

 鞘師さんは本当に特別だったんだな〜と見るだけで分かる。

 アイドルとは魂の在り方であるというのを彼女は体現している。

 

 

 「信じる形 愛の形 信じる力 愛の力 

 何か始めるに明快な理由は要らない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 57枚目シングル『TIKI BUN』

 2014年10月15日発売。6期道重さゆみラストシングル。 

 

 

 スルメ曲。チキブンってなに?って最初は思ったけど、聞き続けると

 なかなかいい曲だな。聞き飽きない。

 モーニング娘。の顔として自分を貫き、戦い続けて、飛躍を遂げさせた

 道重さゆみさんのことを歌った曲だと思い至る。

 

 クラップ音から始まるイントロがすごく好み。ドラマチック。

 そして、地球の平和と個人の生き方が地続きにつながる。

 ダンスに緊張感がある。この時にしか出ない雰囲気がある。

 

 恋愛ハンターから続いた、曲調とダンスの最終形という感じ。

 この後からだいぶ曲の感じが変わる。

 モーニング娘。の曲ってライブの方がいい。というのが多い気がするが、

 この曲はこのMV以上のパフォーマンスができるのか?というくらい、これ

 しかないという完成度でなかなかすごい。衣装も好き。

 

 道重さんは本当に可愛いがかっこいいパフォーマンス。

 そして工藤遥さんがもう主人公って感じのキラキラ具合で眩しい。

 

 

 「Here we go! 

 言いたい奴にゃ言わせてりゃいい 

 怯えたって解決しない 

 君が全てなんだから」

 

 

 

 

 

 

 トリプルA面の一つ『シャバダバ ドゥ〜』

 

 

 加入当時、道重さゆみさんがモーニング娘。にとって、こんなにも大きな

 存在になると予想した人はおそらくいなかったと思う。

 自らの個性を信じて貫き、娘。の顔として若すぎるメンバーを率いて、

 今に繋いだ。そして〝アイドル・道重さゆみ〟を生き抜いた。

 そんな彼女の可愛いが爆発している卒業ソロ曲。

 曲調はファンシーだが、歌詞はちゃんとリアルなのも彼女らしい。

 

 特徴的な声質は唯一無二。聞いていると心地よいから不思議。

 アイドルってピークで卒業するからすごい。だから応援しちゃうのよね。

 

 

 「こんな長い間やってこれたのは 

 誰のおかげでしょうか 

 私の努力 私の愛嬌 私の運の強さ…

 『ってことにしとけよ!』『うす!』」

 

 

 

 

 

 

 トリプルA面のもう一つ『見返り 美人』

 

 

 3曲目は後輩から道重さんへ送る曲。

 作詞・石原信一、作曲・弦哲也が楽曲を手がけ「和」テイスト。

 

 道重さゆみと若手9人というグループの構図だからこそ

 生まれた楽曲でもあると思う。本当に皆んなが憧れていたであろうし。

 

 この時のファンの心境はどうだっただろう。

 偉大すぎるリーダーがいなくなってしまう。

 残されるのは若いメンバーで、さらにこの後、12期4人が加入する。

 それはそれですごい応援しがいはあるだろうけど。今からは考えられない。

 

 道重さゆみさん。今もどこかでお幸せに暮らしていることを願います。

 

 

 「この世は浮世絵 夢か幻 

 凛とたたずむ 先輩でした」