Cahier沙代子は病院のベッドで涙を浮かべかすれた声で私にささやいた。「神さまって本当にいるのかしら?私はこのまま・・この病院で死んでしまうのかしら・・」沙代子は病状はこの1年悪くなる一方だった。悪性リンパ腫・・・手の施し様がなかった。「神様は沙代子のうちに存在するんだ。神様は決して沙代子を見捨てたりはしない。」私は沙代子の手を握りしめて言った。沙代子はうんと小さくうなづいた。彼女の頬を一筋の涙が伝わった。