今日で終わりにしよう。モットはそう決心していた。その政府専用機には本田教授とひとみも乗っていた。順調なフライトで後数時間でカイロに到着する予定だった。窓の外は漆喰の闇だった。本田教授が彼の隣に座っているモットに独り言の様につぶやいた「窓の外にさっきから何か閃光が見えるんだ。あれは一体・・・」
モットは目を閉じたまま「気がつきましたか?我々はどうやら、彼らにつけられている様です。シーケイダの連中は我々がカイロで彼らのリーダーを抹殺し彼らを分断すると言う作戦を見抜いている様です。」モットは目を見開いてこう付け足した。「今、カイロのギザのピラミッドにいる奴らのリーダーの精神にダイブして
彼らの意図を探っていました。奴らは核爆弾を主要都市で30分以内に次々と爆発させるつもりです。その前にギザのピラミッドを破壊しましょう。」「え、そんな無茶苦茶な!」本田は絶句した。「やらなければこちらがやられるだけですよ。」モットはテレパシーでペンタゴンの同士に指令を出した。ギザのピラミッドを核攻撃しろと。後は時間との勝負であった。漆喰の闇の中ペルシャ湾に駐留していた空母エンタープライズから
スティルス戦闘機が3機発進した。同時にモットたちの専用機を追尾していたシーケイダの飛行物体が閃光を残し南に消えていった。