東京の下町に彼は住んでいた。皆からはモットと呼ばれていた本名はわからない。年は多分17才か18才かどちらかだった。モットはとにかく彼の住んでいた町では知らない者はいなかった。子供の頃に駅前の10階建てのビルから誤って落下したが奇跡的に街路樹に落下した為、命は取り留めた。その時から、彼には何か人を寄せ付けない見えない力が備わった。町では奇跡の子供と呼ばれていた。話は10年程、さかのぼる。
東京の下町に彼は住んでいた。皆からはモットと呼ばれていた本名はわからない。年は多分17才か18才かどちらかだった。モットはとにかく彼の住んでいた町では知らない者はいなかった。子供の頃に駅前の10階建てのビルから誤って落下したが奇跡的に街路樹に落下した為、命は取り留めた。その時から、彼には何か人を寄せ付けない見えない力が備わった。町では奇跡の子供と呼ばれていた。話は10年程、さかのぼる。