和美は真っ赤に血に染まったCD-ROMをスロットに入れたシュィーンと言う機械音と共にデータがメインフレームを書き換えて行った。美墨が言った。「丹羽教授!私はあの時に日本帝国軍をうらみあなた達を殺し、自分も死ぬつもりでした。しかし、こちらの世界に肉体を持ってきている自分は死にたくとも死ぬ事はできませんでした。私は日本を愛していました。結局、日本人を一掃すると言う事はできませんでした。この世界のプログラムは何も変わっていません。琢磨君、君のそのプログラムはこの世界を60年前に戻そうとするはずだ、君も私ももう一度、あの瞬間に戻ることになるだろう。」琢磨は叫んだ「見ろ、世界が溶けていくすべてが真っ赤だ!」和美は琢磨をきつく抱きしめた・・・・「愛している。」和美は琢磨にささやいた。時は急速に遡って行った。すべては闇に包まれた。