「琢磨!!」和美が叫んだ。琢磨の右肩かた鮮血が噴出していた。「大丈夫!?」和美は真っ青になって琢磨を抱き起こした。和美の分身が笑った。「ははは、まったく同じことの繰り返しだわ。」「60年前にもあなたのお祖父さんも同じことをじようとした。」萩原も右耳から血を流していた。「このやろう、よくもやりやがったな!絶対に許さん!!止めをさしてやる!!」その時だった。コントロールサーバー室の奥のドアが開き一人の人物が姿を現した。美墨だった。「やめろ萩原君・・・止めるんだ!!」美墨はまったく年を取っていなかった。そして琢磨の前まで無言でやってき、そして琢磨に言った。「君が丹羽教授のお孫さんだね?もう60年になるのか・・・早いものだ・・・自分は、丹羽教授にだまされ殺人の片棒を担がされた事が丹羽教授への憎しみに変わっていった・・・自分でも自分をコントロールできなかった。彼を・・・尊敬する丹羽教授を自分は殺してしまった。」・・・琢磨は痛みに顔をゆがめながらこう言った。「あなたは、この高次元の世界を支配し、そして日本を一旦は破滅に追いやった。何万人と言う罪の無い人々を死に追いやった。その罪を償うべきだと俺はいつも親父から言い聞かされ育ってきた、そんな貴様を許すわけには行かないんだ。この世界に平和をもたらすべきシステムの浄化が必要なんだ!」「和美!、早くこれをそのスロットに!!」琢磨はCD-ROMを和美に渡した。そのCD-ROMは血で真っ赤に染まっていた。