いよいよ、財膳を長とする帝国軍の秘密部隊が健二が完成させた次元装置によって今や美墨が支配する高次元の世界へ侵略する日を迎えた。美墨を殺害しそして高次元世界を支配する事が目的であった。その作戦は2月3日が決行日だった為、2.03作戦と呼ばれた。財膳は原田に命令をした。「原田、準備は良いか、美墨はすでにあちらの世界を支配している。今回の2.03作戦は美墨の命だけを狙うんだ、正面から戦っても勝ち目はないだろう。奴のシステムは完璧に高次元世界を支配している。こちらの動きはお見通しだ。」健二が後を続けた。「原田さん、この2.03作戦では、先方の目くらましが必要だと考えています。まず、このドラゴンフライとなずけられた瞬間移動装置を皆さんには装着してもらいます。この瞬間移動装置はこの様に一瞬で・・・」その瞬間、健二の姿は消え去った。次の瞬間、研究所の吹き抜けになった2階の廊下に健二の姿はあった。そしてまた、次の瞬間に健二は原田の前に姿を現した。「このドラゴンフライで美墨から高次元世界を取り戻しましょう。奴は日本を滅ぼそうとしています。危険な思想に取り付かれています。」財膳はうなづきこう言った。「はじめてくれ、丹羽教授。」健二は次元装置のスイッチを入れた。ゴーという低いうねりの音が加速室を包み財膳、原田、健二そして秘密工作員が8名の合計11名が次の瞬間に
高次元世界に消え去った。後は静けさだけが残った。いよいよ高次元の世界での戦いが始まろうとしていた。現実の世界でもまさに世界大戦が始まる瞬間であった。