「さてどこから話したら良いものか?」丹羽教授はゆっくりと話始めた。「君たちが、覚醒し扉の向こうに見た世界は共通意識の世界で心理学ではコアと呼ばれているものなんだ。」「そしてそのコアと呼ばれている場所を最初に発見したのは第二次世界大戦が始まる1年前、ドイツ系ユダヤ人のフィッシャーマンと言う心理学者だったんだ。このコアと呼ばれる世界の支配権をめぐり第二次世界大戦が始まったと言っても過言ではないんだ。」丹羽教授のあまりにも突拍子もない説明に和美は驚いた。「コアを支配すると言うことはどういうことなんですか?」丹羽教授は続けた。「コアを支配することが出来ればこの世界も支配できると言うことに気がついたんだ。」和美はさらに教授に聞いた。「そもそもこのコアの世界と言うものは何で、琢磨は何故、私を殺そうとしたのですか?」丹羽教授はパイプ煙草をくゆらせこう答えた。「この世界に入るものは必ず抹殺しようとする奴らがいるんだ。しかし奴らには自分たちでは手を下す力は無い。そこでお互いに殺させようとするんだ。至近距離からピストルの弾があたらなかったのはそう言うことなんだ。そしてコアの世界と言うものは何かと言うと・・・・それは一言で言うと・・・神の世界と言うことになるんだろうな・・・」    「神の世界?!」和美と琢磨は驚いて同時に叫んだ。