「救う?私があなたを・・・・」「そう、あなたしかできないの・・琢磨君を殺して欲しい」・・・・・・・・・・・・・・・・「な・・・なんて言ったの??殺す?誰が誰を?」・・・・・・・・・「ごめんなさい。本当に殺すわけじゃないの・・・こちらの世界でこの意識の世界で彼を・・・琢磨君を殺して欲しいの・・・」和美の分身は無表情に続けた。「人はみんな無意識にこちらの世界と現実の世界を行き来しているの、こちらの世界は現実の世界の鏡の様なものと言ったらいいのかしら、琢磨君はこちらの世界、意識の世界を認識し始めている、ちょうどあなたがそうであった様に・・・・・こんなことは本当にまれなことなんだけど数億人に一人位の割合でごくまれに覚醒する人が出てくるの・・・」分身の話をさえぎるように和美は言った。 「それが、琢磨を殺すと言うこととどう関係してくるのよ!」分身は答えた「あなたが、本当に彼を愛していることは良く知っているわ・・私はあなたでもあり彼でもあるのだから・・・彼もあなたのことをあなた以上に愛している。」「だからこそ、あなたじゃなければいけないの!」「彼は邪悪なものに取り付かれている、そう永遠の命を得ようと考え始めているの・・・・彼は、琢磨君は私を殺そうとするでしょう。そうなればこの世界も現実の世界も消滅する。みんな消えて無くなってしまうの・・・・・・・・」「だから、彼を殺して!この世界で・・・・この意識の世界で・・・・」