Q:赤ちゃんの水分補給。



先日3ヵ月~4ヵ月の乳児健診に行ったところ、


小児科の先生から、”暑くなってきたから湯冷しやお茶を与えて”と指導された。



質問ですが…


1.助産婦さんには完母で育てている場合は離乳食まで母乳以外与えなくてよいと聞いた。



小児科の先生と助産婦さんどちらの意見聞くべきか。



2.白湯や赤ちゃん用のお茶を与えるとしたら、いつどんなタイミングで与えるのか。



おっぱいだと泣いたら与えるという感じだが…。



3.与えるときにはどの程度の量を与えるのか。



4.お茶や白湯を与えてまだ欲しがる場合は、追加して与えるのか。



それとも空腹と判断して母乳を与えるのか。



5.市販されている赤ちゃんのお茶与える場合、常温のまま与えるのか。


温めるのか。





A:1.についてですが、


助産婦さんの意見に賛成です。



小児科の先生だからといって、



常に最新のことをお勉強されているとは限りません。



今はWHOでも



”6か月未満の子供には、母乳、またはミルク以外のものを与える必要がない”



ことを言われていますし、乳児検診でも、そのように指導される自治体が多くなってきています。



母乳、ミルク以外のものをあげなくてもいい理由は、


それ以外のものは、(たとえ水であっても)



赤ちゃんの未熟な臓器に負担をかけてしまうからです。



今よりも何年も前の時代、ミルクでの育児を推奨されていた時代(お姑さん世代)は、


ミルクには母乳以上にミネラル分などが多く含まれていたことで、


赤ちゃんの喉が渇き、水分を欲しがるので、それで白湯などの水分補給をしていたとのことです。



今は、昔よりもミルクの成分が母乳に近づけられてきたこと、


母乳、ミルク以外のものを早期に与えることによって、


赤ちゃんの腸内環境が乱れたり、負担がかかったりと、



影響があることがわかってきました。





なので、2.以下の回答ですが



2.泣いたらおっぱいで構いません。



3.母乳、ミルク以外のものを与える必要はありません。



4.お茶や白湯を与えることで赤ちゃんの体に負担をかけてしまうので、



母乳、ミルクだけで構いません。



5.赤ちゃんの未熟な胃腸には、熱すぎるもの、冷たすぎるものは良くありません。


  少なくとも6カ月までは人肌程度にあたためたものを与えた方が良いです。





となります。




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