●アレルギーから赤ちゃんを守る


で、アレルギー発症のリスクが高まる、という話題に触れましたが、



今回は、さらに突っ込んで、



”なぜアレルギーを発症するのか”



という、仕組みについて触れたいと思います。



ミルクに限らず、タンパク質を含む食品によって



アレルギーを発症する可能性があります。



以下は、ミルクの場合のアレルギー発症の仕組みについての説明ですが、



アレルギーを発症する仕組みは、他の食品でも同じです。




粉ミルクは、牛乳を原料としているものが大半で、



アレルギー体質の子供には、大豆原料の粉ミルクが用いられます。



しかし、どうしても母乳のタンパク質とは異種のものであるため、



アレルギーを引き起こしやすくなるようです。



アレルギー発症の仕組みですが、



生後まもない赤ちゃんの消化力は弱く、



タンパク質をアミノ酸にまで分解することができないことで、



大きな分子のままに残りやすくなります。



さらに、赤ちゃんの腸管壁は未熟なので、



そのような大きな分子を通しやすく、



大きな分子が血液中に入って抗原として働き、



抗体を作ってしまいます。



母乳のタンパク質でも同じことが起こる可能性はありますが、



母乳のタンパク質は人間本来のものなので、



赤ちゃんの体はこれを異物と認識せず、



抗原とならないことで抗体は作られないのです。



牛乳タンパク質は人にとって異種タンパク質なので、



体内に入るとこれを排除しようと抗原抗体反応が起こります。



これがアレルギーを発症する仕組みです。