これも、よく耳にする話ですが、
おっぱい(ミルク)を飲んでいるから虫歯になる
ことはありません。
虫歯の一番の原因は・・・
”虫歯菌(ミュータンス菌)が口腔内に存在するから”です。
もちろん、口腔内は無菌状態ではなく、
むしろ菌に関しては数えきれないほどの菌が存在しているのですが、
それらも悪さをしない、また、なくてはならない常在菌の存在が多く、
ミュータンス菌の入り込む余地がなければ
虫歯になる可能性はかなり低くなります。
特に気をつけたい時期は3歳ころまでで、
それまでに保菌者からの感染
(離乳食時の口うつし、スプーンの共有、唾液が口の中に入ってしまうほどのキス 等)
がなければ、感染することはほとんどないかと思います。
ただ・・・親がいつも子供のそばに付いているときばかりではないと思うので、
特に子供との接触が考えられる、おじいちゃん、おばあちゃんには気を付けてもらうように
あらかじめ、お話しておくと良いと思います。
それでも、言う事を理解してくれない人はいるのですが・・・^^;
ちなみに、うちの第1子は、生後数か月のときに、祖父の膝の上で
”たまにはしょっぱいものも食べさせないと~”と言いながら、
祖父が舐めて、塩気を落とした(?)たくあんをしゃぶらされていました(;;)
あと、私を含む、周りの大人がキスしたり、スプーン、はしの共有をしたり・・・とやっていた結果、
虫歯、口臭が小さいときからありました。
(当然の結果なのですが・・・第1子、2子には本当に取り返しのない悪いことをしました;;)
その後の子育てで、”虫歯の感染”のことを知り、第3子、4子と
極力気を付けて子育てしたところ、
多少不摂生をしても、ほとんど虫歯にならなく、口臭もほとんどない状態
で過ごしています。
”ちょっと気をつけるだけで、こんなに違うものなのか!”と本当に驚いています。
なので、寝る前、寝ているときの授乳、ミルク、おしゃぶりで虫歯になる、というわけでなく、
いかに虫歯菌を子供にうつさないか、ということが、
虫歯になる、ならないの鍵になります。
第3子は2歳7か月まで、第4子は3歳4カ月まで、夜間の授乳があり、かといって、
夜間の授乳後に歯のケアをしたことは1度もありませんでした。
3歳5か月になる第5子は、最近、自分で歯を磨くようになったのですが、
”自分でやる!”と、やる気満々で歯磨きしています。
子供も喜んで歯磨きをし、かつ、虫歯もない状態にできる!ということで、
是非、気を付けてみてください