昨日は、お仕事納めで、なんか夜更かし気分。
今日から、しばらくお休みなので、のんびりしています
6月から始めた、今のお仕事は、看護学生さんとの病院実習。
私、看護学生さんの指導をする教員なんですよね。
元々、私が勤めていた病院に、看護学生を連れて行って、患者さまからたくさん勉強させてもらうんです
本当にありがたかったです。
さて。
初めての経験って、緊張しますよね。
出産が初めての人、陣痛がどんなに痛いのか、想像しただけで恐ろしい…
そう思う?
陣痛って、『痛い』って書くけど、痛いっていうのと、ちょっと違うんだよな…って思っている人もいるんですよ。
私もその1人です。
なんかね、お腹が、ぎゅーーーっと、なる感じ
子宮が、風船みたいにぷ~~~~っと膨らんで、中にいる赤ちゃんを、ぎゅーーーっと、押し出す感じというか…
なかなか、表現は難しいですが…
とにかく、自分の意志とは無関係。
陣痛が強くなってくると、自然と声が出て、勝手に力が入って、本能のまま…
そして、出産…
…とっても気持ち良かったんです
あなたの感じた陣痛は、どんな感じでしたか
経験者の方はぜひ教えて欲しいと思います
さて。
まず。
本格的な陣痛が来る前に、前駆陣痛というのがあります。
ある人も、ない人もいます。
ある人は、そのせいで眠れない人もいます
でも、そのおかげで頚管(子宮の入り口の長さ)が、短くなることもあります
それは、本格的に陣痛が来た時、スムーズにお産が進んでいくことにつながります。
陣痛が来たとき、やって欲しいことは、ただ1つ
呼吸法です
呼吸法ができれば、ほぼ安産確定と言っても過言ではないと思ってます!!
その、呼吸法というのは、腹式深呼吸ですよ
鼻から吸って(お腹を膨らませて)
口からなが~~~~~く吐きます(口はすぼめてふ~~~~と吐く)。
鼻から吸って~~1、2
口からはく~~3、4、5、6、7、8
こんな感じです
こんな風に、呼吸に集中することで、痛みから、気持ちをそらせるという目的があります。
何より、
呼吸法は、赤ちゃんにたくさんの酸素をあげて、狭い産道を通る赤ちゃんを応援することができます!!
痛みでパニックにならないためにも、37週が近づいたら、腹式深呼吸、練習しておきましょう
陣痛ってね、子宮が収縮するのを感じる時と、それが和らぐ時を繰り返します。
収縮しているときは、とにかく呼吸法。
和らいだ時は、力を抜いてリラックス!!!
意外とね、みなさん、リラックスができていないんですよね。
ずーっと眉間にしわが寄っていたり、肩に力がはいっていたり…
そんな時は、家族の出番
ココの力、抜いてね!
と、力が入っているところに、触れて、教えてあげてくださいね。
ただそれだけ。
リラックスできたら、こっちのもんです!!
きっと、ムダに陣痛が長引くことはないし、赤ちゃんに酸素もしっかりあげられる。
陣痛が来ていない時は、力を抜く。
これも、安産のコツです
最後にもう1つ。
陣痛は、赤ちゃんも一緒に経験しています。
赤ちゃんも、きっと不安だと思うんですよ。
今まで、ふんわり気持ちの良かった赤ちゃんのベッドである子宮が、突然ぎゅーーーっとなって、赤ちゃんは何らかのストレスを感じています。
そんな時は、赤ちゃんに声をかけてあげましょう
ママと一緒に、がんばろうね!
ママは、赤ちゃんに会いたいよ!
いっぱい、酸素をあげるからね!
上手に回って出ておいでよ!
大丈夫だよ!
怖くないよ!
そんな風に声をかけてあげてね
心の中で、思うだけでも大丈夫。
赤ちゃんには、通じているから。
かわいい赤ちゃんに会える日も近いあなたへ
楽しい出産になりますように


あぁ、楽しみ


出産と言えば、満月
写真にすると、今ひとつ伝わらない気がするけど

