私が選んだのは、乳房切除術と同時にテッィシュ・エキスパンダーを挿入し、皮膚が十分伸びきった後、インプラントによる再建方法です。

 


主治医から提案された選択肢は、

①再建しない


②乳房切除と同時に背中の肉を移植し、同時再建


③乳房切除と同時にティッシュ・エキスパンダーを挿入し、約一年後にインプラントで再建


の3つでした。


 

まず、①は却下。

手術後、真っ平らな胸を見るのはつらいと思った。後に再建となると、エキスパンダー挿入手術と、インプラントもしくは自家組織での再建手術が必要で、手術が計3回となること。再建するつもりなので、①にメリットはなし。


この時点で、がんのタイプが分かっていて、予後がいいこと、術後はホルモン剤のみでいいこともあり、まずは治療に専念するため①を選ぶという必要性は感じませんでした。


 

②は主治医から、痛いよと言われました。背中から皮膚ごと組織を持ってくるから、胸と毛質が違うから違和感があると思う、背中にも傷ができてしまう、以上のことから、おすすめしないと。


この場合、胸の切除と再建が同時なので、一番喪失感は少ないと思いましたが、再建方法をじっくり検討したかったので、もともと一期一次再建は考えていませんでした。


また、自家組織で再建する場合、スポーツをしているので、そこへの影響を考えて背中ではなく、お腹かお尻の肉がいいのでは?と漠然と考えていました。

なので却下。


ちなみに、痛いのは我慢すればいいじゃんと思っていましたが、大間違い!術後の痛みの中で、これよりさらに痛い②を選ばなくてよかったとつくづく思っていました。てへぺろうさぎ

痛みは①⇒③⇒②の順で大きくなるそうです。

 


③にした理由。

当初、自家組織での再建を望んでいました。シリコンに抵抗があったこと、血の通った温かみのある胸にしたかったこと。

なので、先生から③はインプラントでの再建を言われたとき、悩みました。

が、一年度にどうしても自家組織がいい!といえば、そうしてくれるんじゃないかと思って、この術式(切除と同時にエキスパンダー挿入)に決めましたあんぐりうさぎ

 

手術前に、形成外科(再建は乳腺外科ではなく、形成外科の医師が行います。)での診察の際に、テッィシュ・エキスパンダーとシリコンの見本を触らせてもらいました。

 

初めて触った医療用シリコンのおっぱいは、想像していたよりも柔らかく、触った瞬間、「あ、これでいいや」と思いました。自家組織での再建にこだわっていた気持ちが、不思議なことにすーーっとなくなりました。あんぐりピスケ



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