ファイヤーエンブレム 封印の剣 ゲームボーイアドバンス 2002年3月29日 発売
ニンテンドーSwitchオンライン会員コンテンツ 2023年6月23日 配信
プレイ時間:28時間
総合評価:A
いやぁ~~~~~ああああ…
いいねえファイヤーエンブレム
やり始めたら止まらない、いやマジで
シュミレーションRPGとしても面白いけどまあこのストーリーが面白い
深く練られた設定とドラマある戦記
超大作の小説を読み終えた気分で余韻がすごい
封印の剣は22年前発売、もう22年…?しかし色褪せない物語だった
2002年発売ということはあのプレステのエンブレムサーガ騒動以来初のファイヤーエンブレム
発売前から一足先にスマブラに出演してた唯一のキャラ、ロイ
封印の剣を知らずにプレイしたスマブラでのロイはなかなかの熱血漢というイメージ
僕は負けない!守るべきもののために戦う!イぃーーヤッ!あとカレーが好きな少年
いかにもな福山潤
しかし本編をプレイしてみたら若干15歳にもかかわらず冷静かつ沈着でやさしくて真面目で紳士な少年だった
物語はエレブ大陸のちょっとした勢力家のフェレ家のボンボンが遠方に研修に行ってたら何やら戦争が起きてたでござる
フェレ家の親父はすでに病弱でなんやこのおっさん(後の主人公)ヒロインの親父もおっさん
このエレブー大陸にはエトルリア王国とベルン王国の二大勢力があった、あとサカとかいう草原王国と竜っぽい奴らの人里
このベルン王国がいらんことして大陸全土を巻き込んだ一騒動
このベルン王国の敵のゼフィールがまあ大体悪いのだがなかなかの風格で黒幕としては非常に魅力があった
その悪い王様の妹のギネビア姫が良い人すぎて不憫、戦争はあかん、戦争で傷ついてるのは何の罪のない民、まさにそれ
聞いてるかプーチン、ベルン王国の人でありながら兄を止めてくれというギネビア姫
フェレ家のボンボンは各地を旅してリキア同盟なるチーム作って各地を巡ってトラブル解決していって勢力を伸ばしてベルンを倒す
旅の途中でまあいろんなことがあった、ベルン王国のゼフィールがやろうとしてるのはこの世界を竜に返す~とかいうの
このエレブー大陸は1000年くらい前に人と竜がガチゲンカしてて人が勝ってしまった
人はクソである、竜に返すべきである、これだけ言うとちょっとわからんけどまあとにかくこの世界は竜のものだ
それを止めるべくロイらが無双していって魔竜を倒して、魔竜になりかけた姉ちゃんを救って各国を再建して平和になろうという
こんな説明だけでは語り尽くせないほどまあ濃い内容と世界設定だった
ファイヤーエンブレムの魅力はこの戦記のストーリーにある
それをシュミレーションRPGのゲームで表現してはいるがやはりストーリーが面白い
この封印の剣、シリーズ6作目にして初の携帯機なのだが、シュミレーションRPGをちまちま遊ぶには据え置きよりも携帯機の方が相性がいいのだろう
しかし当時は不評な部分があってそれはやはり難易度だ、まあしんどかった疲れた、増援が多すぎる
ドラゴンナイトどんだけ出てくるねん、あとサカの草原王国しんどかったわー
聖戦の系譜と違って紋章の謎風味に戻って出撃ユニットはまた自分で選ぶタイプ
どうしたってイケメンとか美少女を使いがちになってしまうんでジジイやおっさんやムサイ斧使いはほとんど使わなかったが何の問題もなかった
そしてどこか紋章の謎っぽいオマージュキャラも多かった
おなじみの赤と緑のソシアルナイト、ゴードンやドーガ、オグマっぽいロロノアゾロ、ナバールっぽいルトガー、マリクまでいる
ヒロインがペガサスナイトじゃなかったけど、ヒロインのリリーナが何か後半空気だったな?
ロイの横にいるんだからヒロインには違いない
しかしクリアしたあとにみるといいパッケージだな
背景にはボスとして魅力あった風格あるゼフィール国王、そして魔竜のイドンの姉ちゃん
ウォルトとチャドとスーとゾロも確認できる
難易度と言えばまあSwitchのどこでもセーブ機能とやり直し機能をフルに使ってさらに攻略サイトまで見たもんだからどちゃくそ簡単にクリアできた
あまりにもやりなおしとロードを繰り返ししすぎてティトを仲間にし損ねてしまっていたが問題はなかった
仲間になる条件とか話の分岐とか増援ポイントとか言われないとわからないし攻略サイトは必須
8つ神器もしっかりコンプしてベストエンディングも見れた
卑怯な裏技使おうとも達成感を感じれたからヨシ
感動のエンディングでおなじみの戦績発表
あーーーーがんばったなーって振り返られるのほんと好き
結ばれたのはメインヒロインのリリーナ、特に意識はしてなかったがまあこの子でいいだろう
魔法が強いからロイよりも撃破数多し
このカップル成立システムもおなじみ
弓矢使いといえばスー、そりゃ野郎のウォルト使うより良いし馬に乗ってるほうが速いし
気づけば女の子ばかり使ってしまっていた…
そういえば、このマーカスとかいうジェイガン枠、ジェイガン枠のくせに第1章以降一切存在感なかったな
秘書役はあの場所のクソハゲでいいからか
当然こういう何の色気もない凡キャラなど使われるはずもなく
老いぼれおじさんらなど使われるはずもなく…
なんやかんやで総合評価A
んでクリアした後のおまけ要素としておまけマップ攻略みたいなのもあったけどそれは別にいいや
本編とは一切関係ないし
んで周回していくとキャラも増えるらしいけど、一周でも疲れたのに誰がやるかいという
まあー面白かった
とにかく世界設定が深くてシナリオが練られてて
魅力あるキャラの武人としての掛け合いみたいなのが最高だった
ナーシェンのあのキャラよかったなあ
クリアしたあとの余韻がすごいわこれ
そしてクリアしたあとにスマブラを起動して封印の剣のBGMを聴いてみる
ロイの旅立ちとウィニングロード、『くぅ~これこれ』っていう聴き馴染みあるBGM
ついさっきまで熱中してたゲームのBGMなのだから当然だ
もっとこの封印の剣の世界を楽しみたい、小説や漫画もあったらしいし見てみたいな
そんな余韻もさることながら、なんと続編の烈火の剣も今すぐプレイできちまう、さすがだぜニンテンドーSwitch
これはやるしかねえ
封印の剣はロイの武器、かつて魔竜の封印した剣、烈火の剣というのはあのデュランダルか?
物語はこのベルンの大乱より20年前、続編だけど昔のお話、あの病弱のおっさんの若いころの話か
スマブラのアシストフィギュア、リンちゃんがヒロインのやつだ、うわあーリンちゃんだ
リンちゃんはサカの民、あの草原の部族の子らしい、サカ!知ってる!あの草原!だってやってたんだから!
発売当時だと1年スパンで記憶が怪しくなるけど間髪入れずにプレイするとすんなり入り込めそうだ
もちろんやるぞ烈火の剣!
しかしあれだ、昔の話というと、つまり烈火の剣の20年後にまた戦争あるよっていうことになる
戦争はクソ、傷つくのは民、戦争はなくならない
俺達の戦いは終わらない