僕のヒーローアカデミア ワールドヒーローズミッション 2021年8月6日 全国ロードショー (8月10日 20:30 観てきた)

 

久しぶりに映画館に行ってきた、最後の行ったのは2010年の銀魂新訳紅桜編以来なのでもう11年以上ぶり

前まではガクが家で待ってたのであんまり遅くなる事はしたくなかったのでこんなに久しぶりに

 

これまで人生のなかで映画館に行ったのは10回ほどで数えるほどしかないけど独特の空気感というか没入感は久しぶりすぎて新鮮

夜の上映に行ったのだがそれなりに客も沢山いた、みんなおぼん持ってハンバーガーやらホットドッグやらポップコーンにコーラとか美味そうだった

不慣れで映画館でそういう本格的なメシを買う習慣もなかったのでやたらいい匂いのなか何も食わずただただ観ることに

 

20時30分の上映で5分前には着席していたのだが、まぁそっからが広告やらがめっちゃ長い、永遠に始まらないのではという感覚に

 

 

今回のヒロアカは映画三作目、過去作は既にゲオで借りて観ていたがどちらも面白かった

 

時系列は、現在テレビで放送されてるエンデバー事務所で職場体験してる最中

何やら世界でテロリストどもが爆弾設置してとんでもない事やってるからって職場体験中の高校生すらも連れて行って外国で活動することに

 

デクとかっちゃんと轟くんがオセオンに、他のキャラはエジプト、アメリカ、フランス、シンガポールとかに派遣

世界的テロなので日本のヒーローも世界に派遣された

そんな実在する国の名前を挙げられると、オセオンなんて聞いたことのない国も存在するのか?と思ったら架空の国だった

 

映画開始1分でやたらと気合の入った作画、ヘリから落下して敵のアジトに潜入

ビジュアルは、やたら推されていたあのカッコいいステルス衣装、黒のスーツで敵のアジトでドンチャカやって最初からクライマックス

しかし爆弾やら首謀者が見つからず頓挫、各チーム各国で待機という流れに

 

そしてこのカッコイイ衣装はこれで終了、まさか開始5分でこの衣装がお役御免などと誰が思っただろうか

しかし劇場版はすごい、めっちゃ動く、テレビとは比べ物にならない

大迫力の映像とドデカイ音響で、ああ映画館に来た…と一気にそのヒロアカの世界に入らされた

 

 

待機中、外国でお馴染みの3人がパシリさせられてたらまぁ当然のように事件が秒で発生するような世界なので宝石強盗事件を目撃して即行動して犯人を追いかける

単純なシナリオだけど『ヤッターカッコイー!かっちゃんやっちゃえー!』という心の衝動は抑えられなかった

 

その強盗犯の一味の雇われコソドロが映画オリキャラのロディ

強盗が逃走中にブツを受け取って逃げるという算段

んでデクちゃんが追いかけてなんやかんやあったらどっかでトランクケースが取り違えられててデクちゃんとロディが指名手配になってしまった

 

そっから警察とビランから逃げ切るデクちゃんのアクションが最高にカッコ良かった

観た人なら絶対に『あ、これスパイダーマンだ』と思うはず、黒鞭スキルを会得してからもうビルからビルを移って飛んで完全にスパイダーマン

 

そっから2人での逃亡劇が面白くて、ロディがだんだん好きになってきた

このロディ、吉澤亮とかいう若手俳優でゲストなんだけど演技もうまくてあまり気にならなかった

できれば本職の声優を使ってほしかったけどこういう映画は俳優ゲストを使わなければならないという法律があるのでしょうがなし

 

 

逃亡し続けて隣国に逃げてビランに襲われてピンチだーって時にタイミングよく轟くんとかっちゃんが助けに来てくれてヤッターカッコイー

そういうのほんと単純だけどもう純粋に楽しもうと思った

 

んでトランクケースの秘密がわかって敵の組織の目的と爆弾の解除キーがわかって敵のアジトに

 

そっからもう大暴れ

かっちゃんは双子の伸びる剣を使うビランと対峙して、轟くんは怪力モンスターと

んでデクちゃんは、お前は先に行けーという事に

 

ここら辺はもう映画第1作目とおんなじ、『ここは俺が足止めするからお前は奥へ行け!』と主人公をお膳立てする単純なパターン

でも嫌いではない

 

世界で爆弾が一斉に爆破するまであと5分、各国のヒーローは市民の避難誘導と爆弾の発見で大忙し

それを妨害してくる敵の組織の一員と申し訳程度のバトルをして各キャラにほんの少しの活躍の場を与えた

 

この漫画はとにかく登場人物が多すぎる、ファンも推しのキャラはいるんだろうけど全員活躍をさせるには不可能なのだ

映画1作目はケロちゃんとかアシドちゃんとかオジロくんとか佐藤くんとか全くの空気

2作目はクラス全員で戦ってみんな活躍した

とにかくキャラが多すぎて全部が全部みんな活躍できるわけではないのだ

 

切島くんとテツテツ(映画デビュー)が協力して避難の道を作るとか一瞬だったけどそれだけでも嬉しかった

プレゼントマイクは大声でラップしながら避難誘導を叫んだり

 

とにかく世界でただならぬパニックが起きてて、観ていた私はもう完全にその世界に入っていたのでみんながんばれ!と童心のように観ていた

 

そしてクライマックス、デクちゃんと敵組織の首謀者フレクトターンとのタイマン

デクちゃんの個性はシンプルなパワー、フレクトの個性は”反射”だった

 

殴っても蹴ってもどんな攻撃しても衝撃が反射されて、こんな奴にどう勝てばいいんだっていうピンチな展開

 

爆破まであと5分、爆破するまでにフレクトを倒して奥にある爆弾の装置に解除キーを突っ込まなければならなかった

展開はわかるけどフレクトが強すぎる

 

外で闘っているかっちゃんも轟くんもボコボコにやられて全員ピンチ

夜の上映だったから子供客はそんなにいなかったけど、もしいたら子供は叫んでいたかもしれない

 

この能力系バトル漫画、反射持ちしかも常時発動型のスタンドを持ってる奴にどう勝てばいいのか観ていた私も考えてた

 

その結果、→諦めない!ゴリ押しパンチ!で勝った…フレクトの反射能力の衰えとかでぶっ壊して勝った

デクちゃんが覚醒してスーパーサイヤ人になって目の瞳孔が消えて、釘パンチ出しまくってぶっ飛ばした

 

むちゃくちゃな展開だったけどその作画の迫力と音のでかさでもう涙が止まらなかった

マスクがぐじゅぐじゅになるほど泣いた、今考えればそりゃ無茶な展開だったけど没入感からもうそのヒーローの闘う姿に涙が止まらなかった

かっちゃんもブチギレて勝った、轟くんも頑張って勝った

 

爆破まで5分と告知されてからの15分くらい経過したけど、最後解除が間に合わないかと思ったらロディが解除してた

ロディのスタンド能力の鳥が解除してた、途中の能力の伏線が最後明かされた

この鳥が終始かわいくて、動物がかわいそうな目に遭うのだけは勘弁してくれ…って観てたらこの鳥がスタンドだった

 

爆弾を1つも起爆させることなく事件解決、世界は救われた

 

そして別れの飛行場でロディとお別れ、涙してエンディング…ああ面白かった

スタッフロール中に後日談と、活躍できなかったキャラの描写など

 

もんのすごい充実感だった、映画っていいものだ

 

映画が終わって照明が明るくなって周りの人がさあ帰るべ帰るべというなか、私は涙ボロッボロでマスクが湿った状態で帰った

周りの人で泣いた人ほかにいるかなと思ったがまぁたぶんいるだろう

 

映画館で観るのと、ゲオレンタルで家で見るのとでは感じ方が全然ちがうな

家で観るとどうしてもパソコンでネットしながら見ちゃって集中できない、感動も違う

 

 

 

映画1作目2作目と続いて観たけど今作3作目が一番面白かった

映画館で観たからという補正があるかもしれんけどとにかく熱かった

 

世界規模のミッションでスケールがめちゃくちゃでかかったし、作画の迫力もとんでもなかった

デクちゃんの新能力のスパイダーマンも見ててとにかく驚いた

 

でもシリアスな展開が多かったから従来までのギャグ成分が少し弱かった

上鳴くんはウェーイすらしなかった

弓矢を使うビランの姉ちゃんも任務失敗したら自殺て、ちょっとそれ重いやろ

登場人物多すぎて、あいつどうだったっけ?っていうのも混乱した、相澤先生なんてセリフあったっけ?って感じ

飯田君とかスタッフロールで迎えに来るだけの役

 

オールマイトは引退してたけど存在感はやっぱ凄いな

かっちゃんがあんなにパソコンに詳しいのも意外だった

 

あとエジプトNo.1ヒーローのペラペラはちょっと笑っちゃった

逃亡中に借りたあの車ほったらかしだったけどまぁいいか

 

ずっと没頭してたけど、クライマックスで敵のアジトに侵入するぞっていう展開でおしっこ我慢できずに2分ほど離席してしまったのが悔やまれる

映画館は一時停止できないのがとても残念、トイレだけにはどうしても勝てない

重要な場面で2分の離席はやばい

レンタルが始まれば借りて今度またじっくり見たい、映画は1周目と2周目では感じ方がまた違うだろう

 

 

とにかく面白かった、久々の映画館堪能した、入場特典のミニコミックももらえて満足

このテンションで退館するとグッズ売り場で思わず何かしら買っちゃうのもわかる

いろいろ見たけど、かっちゃんグッズだけ品薄だった、人気キャラは狙われやすい

 

そして同時期に開始したセブンイレブンの一番くじも、実施店舗は今はもう全滅だった

ジャンプでの最新話も評判いいみたいで今が旬でそりゃもう売り切れちゃうな

 

いや満足満足、映画っていいもんだ