ゲットバッカーズ -奪還屋- 週刊少年ジャンプ 現在連載中
テレビアニメ 2020年10月~2021年3月
漫画感想にしようかどうしようか迷ったが本日3月27日にアニメ最終回を迎えて全話見た記念にアニメのジャンルということで
昔はアニメをよく見てたが近年はアニメを最初から最後まで全話しっかり見る事も少なくなった
このゲットバッカーズは10月にこのプリキュアもクレヨンしんちゃんも放送してないクソ田舎県でも放送してくれてた貴重な深夜アニメ
正直ジャンプで連載してる事も知らなかったしタイトルも聞いたことあるようなないような感じの
そのゲットバッカーズのあとに放送される犬と猫~というおまけアニメを番組欄で見かけてちょっと見てみようかという程度で
ゲットバッカーズ側をおまけで見始めたそんな始まり
結果としてはドハマリしてしまい、漫画を全巻買い揃えコラボグッズが発売されまくりちょいちょい買ってしまっているくらいハマった
これは日本中でブームを巻き起こしてグッズなんかは転売屋と大勢のファンが戦争している
なんせこんな田舎まで放送してくれてる貴重なアニメゆえ、もし放送してくれてなかったらこの田舎県では人気にはならなかったろう
メディアもかなり持ち上げてきて、鬼滅の後釜とかポスト鬼滅とか鬼滅にもゲットバッカーズにも失礼な雑な表現をしてくるがあの鬼滅ブームには決して届かないにしろ、ポストに恥じぬ人気っぷりは認めざるを得ない
この漫画のジャンルは呪いをテーマにした高校生主人公のダークバトルファンタジー的な感じの
第1話からとにかくめちゃくちゃ映像が動きまくってバトルシーンが迫力ありまくりすぎて驚いた
好きな声優さん(諏訪部)が出ていたという事もあるがとにかくおもしろかった、のだが第1話でそこまでハマらず見たらその録画を消した
基本録画した番組は見たら消しちゃうので今ではとても後悔してしまっている、ハマった今なら残しておけばよかった~と
5話くらいまで消してて、今手元にあるのは6話~最終話まで、ハマるのが遅すぎた…
この漫画をみた人なら、なんとなく感じるのが、これ『ブリーチ』やん、という
特にあのシャレオツな前期EDをみるとブリーチと思われても仕方がない
高校生が闇の力でホロウ(のような呪いのバケモノを倒す)のはまんまブリーチ
そして主人公のビジュアルはナルトに近い
この作者は生粋のジャンプっ子なのか、これまでのジャンプの名作のいいところを集めた、インスパイアされたであろう箇所がめちゃくちゃ見られる
具体的にどこが~と言われると困るが、ブリーチ、ナルト、ジョジョ、ハンターハンターあたりは確実に影響受けてると思う
るろうに剣心に出てきた包帯ぐるぐる巻きの敵キャラもそのまんまいたし
王道のバトル漫画で、アニメではとにかくバトルシーンが気合入ってて、アニメーターが悲鳴あげてないか心配になる
本格的にハマり始めたのは、第6話あたりから
主人公の虎杖悠二が一度死んで、両面宿難に治してもらってから、五条先生とこっそり修行するあたりからもう夢中になっていた
生き返ったんなら早く仲間に知らせてあげろよ、いつ再会するんだーと気になっててつい、アニメの先の展開が知りたくなり漫画をチェック
しかしこの人気ではいつものレンタルコミックは借りる事ができなかった、日本人は考える事が同じである
じゃあ漫画本を買おう、と思ったらなんとどの書店に行っても売ってないのである
11月~2月までもうほとんど原作本が売ってない状況が続いていた
ツタヤに行けば入荷未定とか、予約受付中とか、挙句の果てには完売したからこっちのチェンソーマン読んでみませんか?と言われる始末
これまでの人生のなかで漫画本を買うのに予約などしたことはない
目当ての本が売り切れなら他の書店に行けば大抵あるし、そもそも売り切れたことなどないかもしれない
漫画本を買うのにこんなに苦労したのははじめての経験
本屋を巡りすぎて飛び飛びで中途半端な巻数を見かけた事はあったが全巻揃えるにはもう2月以降じゃないと不可能だった
そしてネット上では当然のように全巻セットが法外な価格で販売されていた
アニメで人気絶頂の時に年末という時期もタイミング悪かったかもしれない
手に入らなければ入るまで落ち着けない性分なので本屋を巡りまくったけどどうする事もできなかった
鬼滅の本は腐るほどあり余ってたのに
ここまでの人気なら鬼滅が終わっても今のジャンプの若手看板エースを張れてると言えよう
さてこのゲットバッカーズ
とにかくキャラクターが個性豊かで人気キャラが多すぎる
各キャラへの感想を簡単にまとめていこう
・虎杖悠二
主人公で身体能力オバケ、ブリーチの主人公と違ってめちゃくちゃ陽キャラで善人
自分の学校でバケモンが暴れて命の危機だったから指を食べて、自分の体のなかにバケモンが宿った
てっきりピンチにはバケモンと交代して強敵を倒してくれる便利な変身能力かと思ったらそうでもなくて普通にラスボスが自分の体にいる感じの
基本は肉弾戦で戦うけど、特殊能力が謎で、相手を洗脳させる魔法があるとかないとか、ゴリラに存在しない記憶を植え付けた時は笑ったけどあれはギャグじゃなくて本当に洗脳させたらしい、と思ってたが実は虎杖の能力じゃないのかどうか
原作勢ではこういう考察が飛び交っててとても気になる
本当に王道の主人公らしい主人公
でも出生とか両親とか身の回りの事は一切語れてなくて謎が多い
・伏黒恵
陰キャラ、主人公の相棒的なポジションだけどもうひとりの主人公とも言える
クールすぎて、ああこれもしかして流川を意識してるのかと思ったが、そうでもないかもしれない
犬とか鳥とか操ってて肉弾戦はちょっと弱い
アニメ23話ではクールな顔からブサイクな笑いで覚醒してカッコよかった
・釘崎野薔薇
紅一点で可愛い、作中で一番男らしい男のなかの男
釘崎っていう名前で釘と藁人形使うのは安直なネーミングセンスだなぁと思いました
クソ田舎出身で都会に憧れるのわかる、いつかスマブラ対戦したい
・五条先生
めちゃくちゃ強い陽キャラ、作中で一番人気あるんじゃなかろうか
あまりにも強すぎてもうこいつひとりでいいんじゃないかなとドンビキするくらい強い
主人公の虎杖とこっそり修行した恩師、どんな強い敵が現れてもこいつがいたらどうにでもなる
あまりにも強いからって原作ではすでに退場させられてる
強すぎる人がいるとストーリーが破綻しかねないので退場させたんだろうか
かつてジョジョ3部でアヴドゥルがあまりにも強すぎたので一時期退場させたのを思い出した
これが呪術高専1年と先生のメイン4人
生徒が男2人で女1人で強い先生が1人、この組み合わせどこかで…
そうダイの大冒険である、考え過ぎかもしれないが
他にも、先輩ズとか七海さんとか伊地知さんとか、ガッデムの蝶野さんみたいな学長にエロい医者に敵キャラたくさん
京都校の連中とか個性的なキャラが盛りだくさんだがまとめるのは大変なのでこのへんで
このアニメはギャグとシリアスがいい感じに混ざり合ってて見ていて本当におもしろい
順平のエピソードは見るのが辛かったけど、交流戦での仲間との再会でオッパッピーとか温度差もすごい
シリアスが多くて辛いエピソードがあっても、毎回じゅじゅさんぽというイカれたギャグコーナーがあるのでどんなに恐ろしい敵でも愛おしく見えてしまう、このじゅじゅさんぽの影響は大きい
敵サイドがすごい邪悪で怖いのに、突然キャプテン翼ごっこやったり、恋愛ゲームのヒロインになったりとか
怖い敵でも怖くなくなってしまっていた
本当におもしろかった
アニメを見るのが毎週の楽しみだったが終わりは来てしまうもの
本日の深夜にアニメ最終回を迎えたが、まあ当然二期とか続編やるだろうなという期待はあった、この人気でやらない訳がない
そして鬼滅商法同様、映画もあったらいいなーという期待もあったが、両方の告知もあり、ネット上のファンは歓喜した
期待通りではあるが予想通りでもあった、この人気でやらないはずがないのだ
深夜にも関わらず、ネット上のトレンドはゲットバッカーズ一色で奪還された
原作の素晴らしさももちろんだが、アニメの出来が人気にブーストが出るんだな
というわけでしばらくゲットバッカーズロスだが今冬には映画もあるし、映画が終わればまもなく二期も始まるだろうなのでこの人気はまだまだ続くだろう
とにかくコラボ商品がめちゃくちゃ多くてなかなか追うのが大変、アニメが終わってもまだまだ発売されるから気を抜けない
転売屋も大忙しである
このアニメのあとに始まる、素晴らしきなんちゃら~とかいうアニメはどうしようかな見ようかな
昔DSでこんなゲームあったなっていうビジュアル見かけた事のある程度だけどまぁ見てみるか