資本主義以前は通貨は


領主や幕府や藩が通貨を渡すことで


通貨を発行していました。



資本主義では民間銀行が


通貨を貸し出すことで


通貨を発行することになりました。



資本主義では皆が借金まみれになり


利子と元本の返済のために借金を重ね


忙しく働くことになりました。



時間と共に増える利息分の通貨を増やし返済するために


今より多く生産し消費する必要がありました。



大量生産、大量廃棄社会で雇用を産み出し


賃金を増やすことで労働者の購買力を高め


生産しても消費される社会を作りました。



利息分の経済成長が


強制されることになりました。



利子が人間を支配していると言っていいだろう。



しかしながら、


地球の資源は有限であるので


大量生産、大量廃棄社会は


終わらせる必要が出てきた。



利子を無くすことで


経済成長の強制から解放される。



つまり、通貨を貸し出して発行する方式から


通貨を渡すことで発行する方式に戻す必要が


出てきたのだ。



金融庁の調べでは


今後民間銀行は


ほとんど倒産すると予測している。



しかしながら、私は、


銀行は社会の公器として残すべきである


と考える。



民間銀行を国有化し


公共インフラとして残し


政府が通貨を発行する。



そうすることで、


私たちは負債の網から解放され


地球資源を無駄に掘り起こし、


使える物を無駄に捨てる必要が無くなる。



資本主義という人間の脳内イメージ、


脳内イデオロギーの支配から


自由になるべきなのである。