先日作った埴輪を焼くときが来たのだ



埴輪作りについてはコチラをご覧くださいなのだ


7月21日に作った埴輪を約3週間、乾燥させたから今回はその埴輪を焼く日なのだ

埴輪作り体験の前日に行われた土器作り体験で作られた土器も一緒に焼くのだ




まずは室内で郷土資料館の職員さんや古代窯作りの講師の人からの説明があったのだ

今回の即席の古代窯は昨年と同じ【雲南方式土窯(うんなんほうしきつちがま)】なのだ


お外に出て作業開始なのだー!

最初は粘土…というか田んぼの泥をかき混ぜる作業なのだ

この田んぼの泥は一度乾燥させてた物を水で戻してるのだ

水と土がよく混ざるよう木の棒でまぜまぜするのだ

見た感じは簡単そうなんだけど、実際は結構しんどいのだ

片手でまぜまぜできると思ったら両手が必要だったのだ


窯を作るとこに薪を置くのだ

下にトタンを敷いてるのは地面が焦げないためだと思うのだ

ある程度薪を積み上げたら



次はその上に藁を敷くのだ

こうやって見ると何個も土器が焼けるようには見えないのだ

10個くらいある埴輪や土器を窯の中に入れられるのかちょっと心配になるのだ



そして今回焼く土器や埴輪を藁の上に置いていくのだ

写真のようなカゴが3つあったのだ

どの作品も本当に素敵だったのだ



作った作品を置いていくのだ

でもでもやっぱり全て置くスペースは無さそうなのだ


そう思ってたら



藁の上に置かれた作品の上に藁を敷き詰めて



更に作品を置いていくのだ

そう! 窯は2階建てなのだ

即席の窯でもこういう方法があったとは思わなかったのだ



全ての作品を置き終えたら、藁の束を立てて周りを囲んでいくのだ



作品が見えなくなるまで囲み終えたら、こんな感じになるのだ

古代の人はこういう窯で土器を焼いてたと思うとスゴい技術なのだ



そしたらさっきまぜまぜした泥を手作業で塗っていくのだ

泥を素手で触るって機会、意外となくて最初は躊躇してたチビッ子もいたけど結構面白くてみんなで塗り塗りしたのだ


藁が見えなくなるまでひたすら塗り塗り~


塗って塗って塗りまくるのだ



そしてあっという間に塗り終えたのだ

大人もチビッ子も結構どろどろなのだ

わたしもちょこっとだけお手伝い

泥んこにはならなかったけど、泥の感触がが気持ちよかったのだ

最後はスタッフさんが道具を使ってきれいに手直し

隙間なく泥で埋めていくのだ




今回は土器を焼くのが目的だったから古代の火起こしの道具、【舞ぎり】を使うことはせずバーナーで火をつけたのだ

乾燥させた松ぼっくりは自然の着火材なのだ

めちゃんこ燃えやすいのだ

ちなみにこの時チビッ子たちは古代の火起こしの道具【舞ぎり】での火起こし体験をしていたのだ

あっという間に煙りを出すチビッ子もいてスゴかったのだ

わたしは舞ぎりは相性がよろしくないのだ

詳しくは火起こし体験の記事をご覧くださいなのだ



土窯に穴をあけて火を入れるのだ

この時、窯の中にいきなり火を入れるんじゃなくて、穴付近に炎があるように置くのだ

時間をかけて少しずつ窯の中に炎が入っていくのだ

この状態で一晩焼くのだ


翌日の完成が楽しみなのだ

破損することなく無事に焼けるといいなぁ~(* ̄∇ ̄)ノ

《part2に続く》