花粉症と油の大事な関係
花粉症をはじめとしたアレルギーは、日々摂取している油と密接な関係があります。
では、どんな油が体によくて、どんな油が体に悪いのでしょうか?
「青魚を食べればいい」
「オリーブオイルやキャノーラオイルは体にいい」
「動物性脂肪はよくない」
いろいろな情報で溢れていますが、「植物油は体にいい」と思い込んでいる方が多いようですがこれは事実ではありません。
コトはそれほど、単純ではないのです。
食用油には大きく分けて3つの種類があります。
オメガ3系脂肪酸(EPA、DHA、αリノレン酸) アマニ油、シソ油、いわし、あじ、さば、カツオ、マグロ、サケなど青魚
オメガ6系脂肪酸(リノール酸、ガンマリノレン酸、CLA) コーン油、サフラワー油、月見草オイル、ひまわり油、牛肉、豚肉、鶏肉など
オメガ9系脂肪酸(オレイン酸) オリーブ油、キャノーラ油、高オレイン酸サフラワー油など
オメガ6にはアレルギー促進や炎症促進、血栓促進作用がありますので、オメガ6過多の食生活がアトピーや花粉症などのアレルギー症状の悪化や不調の原因のひとつになっていると言われています。
また、マーガリン、ショートニング、菓子類、ファストフードに大量に含まれるトランス脂肪酸は多量に摂取すると悪玉コレステロールを増加させ心臓疾患のリスクを高めると言われ、日本を除く先進各国ではその危険性は周知の事実となっています。2006年にはニューヨーク市が飲食店での前面使用禁止を条例で定めました。
反対にオメガ3は、アレルギー抑制、炎症抑制、血栓抑制とまったくその逆の働きをしますので、意識的に揚げ物や、ファストフード、菓子類を控え、良質なオメガ3の油を摂ることが大切なのです。
脂質の摂取バランスの見直しだけで、例えばアトピー性皮膚炎や花粉症の症状が緩和した、という事例は数多く報告されています。
現代人はオメガ6を過剰に摂りすぎ、オメガ3が足りていません。
このオメガ3とオメガ6のバランスがとても大事なのです。
諸説ありますが、理想のバランスは1:1から1:4程度と言われています。
1:4ならオメガ3の割合、1に対してオメガ6の割合が4ということです。
しかし、あなたが既に花粉症が発症している状態なら1:1を目指してください。
オメガ6と同僚のオメガ3が必要というわけです。
現代人の平均は1:10と言われています。圧倒的にオメガ6の過剰摂取なのです。
しかし、現代人にとっては良質なオメガ3を摂取することは非常に難しい。
あなたの食生活を振り返ってみて、アマニ油やシソ油を料理に使っているでしょうか?
オメガ3を含むαリノレン酸は熱に弱いので揚げ物や炒め物には使えません。
新鮮な青魚を毎日食べていますか?
これも調理済みの総菜ではほとんど意味がありません。
なかなか難しいですよね。
あなたがアマニ油やシソ油を毎日飲める、もしくは新鮮な青魚の刺身を毎日食べられる環境にいるのなら問題はありませんが、ほとんどの現代人はそうではないと思います。
そんな場合は、サプリメントで良質なオメガ3を摂ることをお勧めします。