喫煙者に花粉症は少ない!?
タバコを吸う人には花粉症の症状がある人は少ないという話をよくききますが本当のところはどうなんでしょうか?
喫煙と花粉症の関係についての明確に調査・研究が報告されているわけではありません。
タバコを吸うと免疫機能が低下しますから、花粉症のように免疫システムの過剰反応が原因となる病気の発症は抑制される傾向があるようです。
例えば花粉症以外にも、腸の過剰な免疫反応が関係しているのではないかとされる『潰瘍性大腸炎』などは喫煙者のほうが発症率が低いことが知られています。
ただし、喫煙はそういった効果をはるかにしのぐマイナスの影響を人体に及ぼしますから、花粉症や潰瘍性大腸炎を予防するためにタバコを吸うというのは本末転倒です。
タバコを吸うことで、花粉症の症状が緩和されるというよりは、体の神経や感覚が鈍くなる、劣化するということです。
ニコチンの血管収縮作用などは典型的な例ですが、タバコを吸う人は嗅覚や味覚も鈍くなっており、さらに免疫機能も低下させられています。
ここまで見ると「タバコを吸えば花粉症に効くんじゃない?」と思うかもしれませんが、問題はここからです。
たとえ、タバコを吸って一時的に花粉症を緩和できたとしても、タバコが習慣化されてしまうと自律神経のバランスを乱されたり、粘膜の腫れなどを抑える消炎効果に大切なビタミンCが破壊されたりといったマイナス面ばかりが大きくなってきます。
しかも、タバコは直接鼻粘膜を刺激しますから、鼻の症状を一層悪化させます。
「タバコを吸うと痩せる」というウワサが本当は「やつれているだけ」という図式と同じで、「花粉症にタバコが有効」なのではなく、ただ単に「たタバコ体の感覚器を劣化させている」だけというのがウワサの正体なのです。
花粉症でどんなに苦しくても、安易にタバコに手を伸ばすという愚かな行動は絶対に取らないでくださいね。
花粉症を治すための有効な方法は他にもありますから。^^