毎日書き続けようと思っていたのに、
3日目にして、ギブアップ。。。。三日坊主を体現してますね。
「あ、これを書こう」と思うことは浮かぶのですが、
実際にブログにするまでに行きつかないんです。
毎日アップしておられるような方は、どんな工夫をしているのかな。
さて、今「旅屋おかえり」(原田マハ)を読んでいます。
この間、テレビをつけたら、偶然 この本が原作?の同名のドラマをやっており。
「旅屋おかえり」愛媛・高知編 10/10(月・祝) 総合テレビで再放送決定! - NHK
もう終盤で、めでたしめでたし、のシーンでしたが、
主演の安藤サクラの、ほのぼのとした笑顔が印象に残りました。
そういえば、何年も前にこの本、読んだっけな。
「楽園のカンヴァス」「カフーを待ちわびて」と原田マハ作品を読んだ後だったな。
「旅屋~」はサラッと読める本で、「ふう~ん」と思っただけだったような。。。
内容もよく覚えていないし、ちょうど良いからもう一度読んでみよう。
というわけで、読み始めたのですが。
よく言われることですが、本って不思議ですね。
読むときの自分の年齢や状況で、感想が違ってくる。
旅屋を始めることになった「丘えりか」こと岡林恵理子は、
アイドル→売れないタレント→1本しかないレギュラー番組打切り→無職
という場面から物語が始まるのでした。
以前、この本を読んだ頃、私はまだ若くて
「まだまだこれから!頑張らなきゃ!」という世代でした。
だからか、主人公の状況に深く寄り添えなかったのかもしれません。
ある程度落ち着いた年齢になり、がむしゃらに頑張らなくても、
というか、頑張る立場を少し退いた今、
主人公おかえりの心情や、周囲の人々の言葉に、
「そうそう、そうなんだよ」「一見地味に見えるけれど、実はそれが大切な事なんだよ」
と、自分も本の中の世界にいるように感じながら読んでいます。
歳をとることで、減ってしまうものもあるけれど、
逆に深みを増すものもあるんだなぁと、ちょっと実感しています。