Amazonでランキング1位の書籍を読みました、著者はIT批評家とういう肩書きの尾原和啓氏。
30代以下は団塊の世代以上と全く違う価値観をもっている、その理由を説明して、これからの若い世代がどのようにモチベーションを高め、維持していくかが記されていました。
以下、自分メモを兼ねて書いていきます。
・人間の欲望は、
“達成・快楽・意味合い・良好な人間関係・没頭” by Martin E. P. Seligman
団塊の世代以前は”達成・快楽”が主であり、30代以下の”乾けない世代”は残りの3つを重視している。
・上の世代は”何を?””何のために?”など具体的目標がなくても全力で走り続けることができる。やりたいことが無くても与えられたことをこなして、人より良い結果を出せばそれで十分成功できた。
・今は好きなことで楽しそうに仕事をしている人の方にお金や人が集まってくる時代になってきている!ユーザーの潜在的な欲求や購買意欲のツボである”Insight = 新しい視点”をすくい上げる視点。
時間をかけて課題を解決することよりも、課題自体を発見したり、新しい課題を定義したりすることに投資する時代。
・AIに取られない仕事=他人から感謝されて、お金をもらえること
→ “この人にはこれだけの額を支払う価値があるか”と常に意識して働く
→ 人は自分にできないことに対して、いくらでもお金を払う
→ これからは偏愛的ともいえる指向性をビジネスに変えていけるかが重要
・落合陽一が言っている4つの革命
グローバル革命、インターネット革命、人工知能革命、実世界指向革命
→ 嗜好性を突き詰めて、その”好き”に共感する人が”ありがとう”とお金を払ってくれる”偏愛・嗜好性の循環”が残っていく
・VUCA
Volatility, Uncertainty, Conplexity, Ambiguity
変動が大きく、不確実で、複雑で、曖昧な時代に突入した、という概念。アメリカ軍事大学が提唱。
・異なる強みを掛け算する最強のチームの作り方
風通しの良い職場
相手を信頼して任せる
リーダーが強烈な”why?”を提示する
お互いの心遣い、配慮や共感=心理的安全性 “あなたのマネージャーはあなたのことを人として見てくれているか?”
・著者は人生そのものを一つのプロジェクトと捉え、その中に仕事・家庭・教育などあってさまざまな工夫や調整をしている。
・自分の”好き”を貫く時の障壁=”迷惑をかけてはいけない”という価値観
→ インドでは、逆に”人はみんな迷惑をかけて生きていかなければならないのだから、他人の迷惑もうけいれなさい”というスタンス、
・Think Differentが人にクリエイティビティやその人だけの人生をもたらすことができる。 Steve Jobbs
・MITメディアラボは学ぶときに4つのPを重視している。
Project, Peer, Passion, Play
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (Ne wsPicks Book)
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