知らずにネタバレしていると思います
→ 書き終えて、ネタバレ多数でした
ジャッキーチェン世代（あるのか？）には、嬉しい映画でした
コミカルなカンフーと激しいカンフーの繰り返し
くすっと笑える場面、泣ける場面・・・
（昔のジャッキー映画には、あまり泣けることはなかった
泣けるとしたら、ジャッキーの激しいアクションで
死なないで！と泣いていたけど）
エンディングテーマの時間に、
おなじみのNGシーン集もありましたよ
まず、ジャッキー７０歳です
70歳のしわやたるみもあります
うたた寝しているシーンとか、
こんな おじいちゃんいるわ
おおっ！リアル！と思うほど
（ちょっとユルくて可愛い）
高齢になって、アクションも何度も撮ったり
つなぎ合わせたりしたのだろうけど
それでも、動ける、やっぱりジャッキー
NGシーン集にも
セリフ回しがスムーズにいかずにいた場面も
ありました
しかし、ジャッキー世代は楽しめて
ジャッキーが好きな若者には楽しめる映画だけど
平成世代な若者には、（うちの子供たち）には
ピンとこない映画だろうな・・・
今回思ったことは
① ジャッキー高齢だけど 素晴らしい
② 馬のチートゥ かわいくてかっこいい
③ 娘との絆の再構築 婚約者もいい人でよかったね
④ アジアな感じもいいよね
⑤ すべてのスタントマンへのリスペクト
① ジャッキー高齢だけど 素晴らしい
先に述べた通りです・・
② 馬のチートゥ かわいくてかっこいい
生まれてすぐ殺処分予定となった子馬チートゥを育てた
ジャッキーとの絆は、本当の親子
スタントを始めることになって
初めは、激しいシーンにも戸惑っていたけど
シャオバオ（娘）に励まされ演技をスタント始めたりと
なんて人間的
表情もあるし、コミカルな動きな演技
最後の方で転ぶシーンも泣けたわ
NGシーンで想定外に動こうとして危ないシーンも
あって、この撮影は、大変なこともあったみたい
我が家のペットの猫に、すぐに会いたくなった(笑)
③ 娘との絆の再構築 婚約者もいい人で良かった
シャオバオが1歳の時に離婚していた
母親に引き取られたの設定
・・・娘さんの年齢からすると、いくつで結婚した
設定なんだ
歳とってからの子ども 特に父親からの娘は
可愛いだろうなぁ・・といろいろ頭を巡りました
シャオバオが、少し大人になったから
この子供のようなお父さんの
受け入れもできたんだろうけど
もともと、シャオバオは姉御肌
（年上の彼氏も尻に敷いてたわ）だから
よかったのかも
彼氏とジャッキーが対面するシーンも笑えた
カンフー訓練しながらのシーンも
あらあら、彼氏さん
お父さんに付き合ってくれて、大変ねって笑えた
で、この彼氏さんも、いい子なのよ～
うちの娘の婿に欲しいわ
・・・ちょっと、惜しいと思ったのは
娘さんの過去のシーン
絆を深めるシーンが多すぎて
感動も消化不良
最初は素直に泣けてたけど
ええっ！また！ってお腹いっぱいになりました
④ アジア的な感じもいいわね
やっぱり、映画は大スクリーンで
迫力のある作品を選ぶ傾向なので
アメリカ発の映画を見る機会が多い私
今回は
アジアの風景の映画、
特にジャッキーの住んでいる家
映画撮影所は
昔のジャッキー映画を彷彿とさせて
うれしかった
映画の流れも、少々湿っぽいのもアジア的
（良い意味で）
ユンピョウやサモハンキンポー様方々、通行人でも
良いので出てほしかったな
⑤ すべてのスタントマンへのリスペクトを込めて
アクションスター ジャッキーチェン
ジャッキーの映画は 彼がスタントマンなしで
激しいアクションもしながら出ていたけど
それゆえに、スタントマンの魂が分かっている
スタントマン同士の絆は深いのだ
ああ、でも、最後のほうで
安全に（家族やスタッフ、みんなのために）危険な
ことのないように
スタント 危ないシーンはCGで合成する時代になって
それを受け入れるジャッキーの悩むところも
ああ、時代は変わったのね、昔が良かったばかりは
言えないのねと、私も、しみじみしました
ジャッキーの昔の有名なスタントシーンが
出てくるんだけど
ホントに あの時のジャッキーは
命がけで映画に臨んでいて素晴らしかった
かっこよかった
でも
今は 今は・・・・・
そのスタント魂は・・・・・
言葉にならない・・・・・
総じて
ハートフルな
アクションもある
今のジャッキーを堪能できる
ジャッキー世代は
満足できる映画です
本当に映画っていいですね