久しぶりのシングル構築記事、3/8日に開催された第5回福井オフで運良く勝てたので更新です。
使用したのはこんな並び
【パーティーコンセプト】
微粒オフでガルーラに後出しするゴツメラティアスを見て、遅いゴツメ持ちはガルーラに破壊されてしまうのならガルーラよりも速いゴツメ持ちで対策すれば良いのではないかと思い構築を作り始めた。
しかし、スイクンやクレセリアの素早さを125付近まで上げるのには相当な努力値が必要であり、更にガルーラの捨て身反動の切り捨ての判明によりグロ捨て身ガルーラのHPが203で十分となった今は更に速いグロ捨て身ガルーラが存在する可能性が高いため、スイクンやクレセリアでこれ以上素早さを上げるのは単体性能の低下になると感じ、どんなメガガルーラよりも速いゴツメラティアスを採用することにした。
また、ゴツメアス使用者の構築が綺麗な並びであったためそのまま6体の並びを貰い、微粒オフ準決勝と決勝動画を見ながら技構成持ち物配分を考察しながら構築を組み、レートで無理と感じた相手に対して調整し、今回の構築となった。
【個別解説】
霊獣ランドロス@ヤチェの実 岩石封じ/ステルスロック/とんぼ返り/地震 チョッキっぽい配分
元構築のランドロスはチョッキでステロ→叩き落とすなのだが、あまりにもリザードンとウルガモスが重く、ステルスロックを入れたためヤチェ持ちになってしまった。
カバリザに対してステロ地震とんぼ→ラムウルガモスと入りカバをウルガモスで倒してウルガモスを起点にしてくるリザードンをめざ岩で削ろうと目論んでいたが、福井オフで遭遇したカバリザ構築は初手キザンを出してきて起点にされたためその機会に恵まれなかった。
選出率は一番高く、どんな攻撃も耐えて岩石封じから入れるのは非常に安定感があった。しかしその反面削られると後続の圏内に入ることが多いためランドロスを残しておかなければいけない試合では慎重に扱う。
ラティアス@ゴツゴツメット 電磁波/サイコキネシス/めざ炎/流星群 H252Sガブ抜きB残り
構築を始めた時はBぶっぱSガブ抜き残りHとして電磁波/リフレクター/羽休め/流星群という技構成にしていたがここまでしてガルーラを受けきる必要がなく、後出し電磁波だけでも役割を遂行できるのと構築内でナットレイやフシギバナを倒せるポケモンが少なく、攻撃範囲を広げたかったためめざ炎とサイコキネシスを採用した。
しかし、オフではめざ炎が完全に死に枠であったため必要無い説が浮上、素直に他のポケモンに任せられるような立ち回りが望まれる。
このめざ炎ラティアスを貸してくれたきみどり氏に感謝。
ナットレイ@ヨプの実 電磁波/叩き落す/アイアンヘッド/パワーウイップ H252A44、S51になるように振ってD4残りB
最遅か無振りかS振りかで悩んだ結果、ラティアスの電磁波とのシナジーを考えてS振りすることに。
ナットレイ自身が起点にならないように電磁波、重いマリルリに勝つためのパワーウイップ、電磁波と掛け合わせて無限の可能性を演出するアイアンヘッド、そして最後に重いギルガルドに弱くなくなる叩き落す。
色んなところからギルガルドに舞われて全抜きされる構築なのでそれを止めるためにヨプを持たせた。
珠+トゲ+ブレードフォルムギルガルドに叩き落すでいい感じに倒せる、珠じゃなければ2度目の接触攻撃を受けて相討ち。
スイクン@チョッキ 凍える風/冷凍ビーム/ミラーコート/熱湯
6世代のスイクンを基本的に信頼できていない、カゴとゴツメ両方持ててようやく5世代並みの信頼感あるかなって感じ、選出0。
ウルガモスやリザXに強いマリルリをこの枠に入れるかどうかも迷ったが結局そのまま。
なお、「スイクン出てこなかったの意外でした」「スイクンいて選出されないの初めてでした」との言葉が散見された。確かになぁ。。。
ウルガモス@ラム めざ岩/蝶舞/さざめき/オーバーヒート 臆病CSからちょっとHBに割いた。
ウルガモスとリザードンをガンガン呼ぶのならめざ岩ウルガモスで逆に全抜きだ!という発想での採用。
ウルガモスはよく飛んでってたが出てくるリザードンはXしかいなかったため蝶舞してても余裕で耐えられて全抜きされてた。多分Yはラティアスを見て出てこなかったのだろう。
オーバーヒートなのはメガゲンガーを飛ばしたかったため、臆病大文字じゃ落ちないしそもそも当たらなさそう。
持ち物は襷にしていたが、カバルドンの欠伸を解除して倒すという役目を果たすためにラムを持たせた、ボルトロスに後出しして電磁波打たれる間に蓄積増やすというプレイもできたので悪くはなかったと思うが先発でも気にせず出せるという安心感が失われたのはどうなのかといったところ。
サーナイト@ナイト 身代わり/アンコール/めざ地面/ハイパーボイス 実数値H172B94C無振りD156S146
威嚇込みA252意地霊獣ランドロスの岩石封じを身代わりが確定耐え
化身ボルトロスの無振りボルトチェンジを身代わりが75%乱数耐え(ランドロスの岩石封じ→とんぼ返りから繋いで悪戯心の速さでメガシンカしながら身代わりを張る)
H満タン同士なのにメガゲンガーやメガフシギバナに突っ張られるのが嫌だったので当初アンコール→サイコショックにしていたが、身代わりに補助技打った後突っ張ってくる不貞の輩が非常に多かったためアンコールに戻した。ダブルのレパルダスがアンコール切ってるのと同様にはいかないようだ。
アンコールは非常に便利で、欲張りヒードランやギルガルドを後ろに引かせてハイボで負担をかけていけたり最後の詰めにも利用できたのでよっぽど受けループが辛くない限りは今後もこの技構成のメガサーナイトを使いたい。
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【選出】
+1
ウルガモスが刺さっている時にはこんな選出、ステロ全抜きを狙ったり対面処理していったり後手に回った時に受けられるポケモンを3体目に選ぶ感じ。
・対ガルーラ選出
ガルーラ以外に強いポケモン++1
ガルーラ以外に強いポケモンを先発させてもしもガルーラが先発で出されたらラティアスを投げて電磁波入れて機能停止させる。
ガルーラに弱いポケモンといっても基本的にガルーラは後出しできないポケモンなので対面する前に数的優位を奪って戦っていく。
・対カバリザ選出
++1
ランドロスの項で述べた通りランドロスでステロ撒いてちょこっと削ってウルガモスにとんぼ返り、その後カバルドンを倒してリザードンをめざ岩で削りなんちゃらかんちゃらする。
ただ、そのなんちゃらかんちゃらをしたことがないのでリザXに普通に全抜きされる可能性はある、構築が歪んでいるぞ。
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こんな構築とガバガバプレイングではあるが福井オフでは当たり運(メガガルメガゲンガー構築ばかり)と要所での電磁波に見舞われて予選6-2での1位通過、決勝トナメ1回戦は綺麗に詰められたが2回戦はまた良い所で電磁波痺れを引き準決勝まで勝ち進み、準決勝でラティアスでガルーラに電磁波で痺れを引いて相討ちに成功するもパルシェンにパワーウイップを外して負け。
殻破ったパルシェンの持ち物を叩き落とした時は正直勝ったと思ったが、ここまで酷い運で勝ち上がってきたツケが回ってきたと考えればまあ納得。
でももう1勝したかったなぁ。。。
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久しぶりにキャスに出られるくらい勝てて楽しかったですが正直言って運勝ちが非常に多かったのでそこまで素直に喜べないです、もしも自分が相手側だったらキレてそう。。。
これからはレートでしっかり調整できる期間を持ってオフに挑みたいですね(1800台までしか到達してない)
最後に福井オフ運営の皆様、対戦してくださった皆様、絡んでくださった皆様ありがとうございました、いい北陸旅行になりました!