小室哲哉氏が逮捕されてもう何日も過ぎた気がする。
あれほどまでの成功者がわずか10年で詐欺の容疑者となってしまった。
バブルにも似ている。
日経平均でもなんでもよいが株などの過去のチャートを見てみるとひとつ気づく
ことがある。
「上るスピードと下るスピードは同じ」
つまり凡人なら上っているうちにどこまで危険なラインかどうかをよくわからずして
買いあがっていていつのまにか損をしているということであるほかならない。
BNF氏については最早、株に興味がある者で知らない人はあまりいないだろう。
稀にみる大投資家だと思う。
彼は実は二度大幅な下げ相場を経験している。
ITバブル崩壊と今回の日経平均18000円→7000円の崩壊相場である。
それでも生き残っているどころか資産を増やし続けて10年も経たずして
160万→200億円超というのはもはや常人の域を完全に超越している。
報道から伝え聞く他ないが彼は非常に謙虚であるように思う。
200億円の稼ぎながら小室氏のように浪費することもないという。
秋葉原のヨドバシの近くのビルにしたって株投資の「保険」として90億円で購入したという。
なぜなら全額株で運用すると全額突っ込む可能性があるからだという。
常にどんなときも過度に奢ってはいけないということだろう。
それを身をもって実践しているのがBNF氏だろう。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」
の時代からどんな栄華を誇った人間もいずれは
必ずどんな人間でも衰え死ぬということ必定なのだから。
少なくとも今まで私が学んだ医学において残念ながら不老不死の薬ができる気配は
まるでなかった。
だからそれを考慮すれば小室氏のように
「楽しめるだけ今を楽しむ」という生き方も決して否定することは実は絶対にないのだが。
どちらがよいかということは個々人によるのだろうし、所詮自分の人生なのであるから
自分の好きにしてよいということだろう。