目には見えないけど
いつの間にかくぐったことはわかります
まるで
空気が違いますから
壁も天井もない
だだっ広い迷宮
次の見えない扉が見つかるまで
わたしは彷徨い続けるのでしょう
行き先を
月の光が照らします
月が欠けたら
星明りが照らします
壁も天井もない
夜の迷宮
時々
夢の中で休みながら
見えない扉を探すのです
風が吹いたら
歌を口ずさみます
曲名も歌詞も知らないけど
懐かしい歌です
風がやんだら
星を数えます
わたしは
6等星が大好きなのです
どこまでも透明な
夜の迷宮
こころは
見えない扉を探しています
風の音
北極星を右に見て
影の差す先
目に見えぬ星
わたしはただ
誰も知らない
見えない扉を探すのです