見失わないよう
ときどき、
鏡をみるのです
背後って、
意外とわからないものでしょ
遠くなんて
どうせ見えやしませんから
小さな姿見くらいで十分です
期待も恐れも
不安も希望も
今日の天気さえも
なにもかも
わからないことだらけなら
たとえ虚像でも
見えると安心するものですからね
目の前にあるもの
足元に転がっているもの
背後に映るもの
信じるか信じぬかは
どうぞ心のままに
見失いそうになったら
鏡をみればよいのですから
見ているもの
立っている場所
映っている姿でさえ
ただの虚像であったとしても
そこは
唯一わたしの世界
動くことのない
現在地なのですから